令和6年8月9日、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が初めて発表されました。地震大国である日本では、これまでも一定の間隔で巨大地震が起きています。被害を最小限に抑えるため、日ごろから地震に備えましょう。
■南海トラフ地震(30年以内の発生確率が70~80%とされている)
南海トラフ地震は、概ね100年から150年間隔で繰り返し発生してきたマグニチュード8から9クラスの大規模な地震です。
「南海トラフ地震」が起きた場合は、当町での最大震度は6強と予測されています。
■1.停電の備え
照明、冷暖房、情報の入手、携帯電話の充電など、停電が発生するとさまざまな支障が出ます。特に冬時期の停電対策は身の安全にも直結する重要な課題です。
・ラジオ
・電池
・懐中電灯
・季節の道具
・携帯充電器
・ブランケットタオル
・常備薬救急用品
・クーラーボックス
■2.断水の備え
断水が発生すると、飲料水以外にもトイレや手洗いなど、日常生活に支障が出ます。衛生環境の悪化による感染症や、不快感、ストレスなどの心理的負担を軽減するために事前の準備をお願いいたします。
・簡易トイレ
・給水タンク
・ウェットティッシュ
・衛生用品、生理用品
・ラップ
・トイレットペーパー
・ポリ袋
・水のいらないシャンプー
■3.食料不足
災害時には流通が回復するまでに時間がかかり、食料が手に入りにくくなります。最低3日分、できれば1週間分の食料を備蓄しましょう。
・レトルト食品
・アルファ米
・缶詰
・非常食
・水
・ミルク
・離乳食
・使い捨て食器
■4.家具の転倒
近年の地震による負傷者の30%から50%は、家具類の転倒、落下、移動が原因です。固定されていない家具は、すべて凶器になるので命を守るためにしっかり家具を固定しましょう。
■西桂町役場を〔緊急避難場所〕に指定しました。
新しくなった役場庁舎を緊急避難場所に指定しました。
※緊急避難場所を開設した場合は、防災無線やホームページにて周知いたします。
※避難場所は避難所とは違い、一時的に避難する場所のことです。主に台風の接近時や大雪が予想される場合に開設することを想定しています。
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