熱中症は気温が高いなどの環境下で、体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こります。熱中症は、めまいや立ちくらみ、頭痛、吐き気など、また、重症になると意識消失、けいれんなどを起こします。
小さな子どもや高齢者などは、特に熱中症になりやすく、屋外だけでなく屋内でも熱中症になる事も多いです。また、湿度が高い場合や日射が強い場合、体調不良の際にリスクが高くなります。しっかりと対策を行ないましょう。
■熱中症予防のために
◇1.暑さをさける
屋外では日陰を歩いたり、傘・帽子を使用しましょう。
屋内でも扇風機やエアコンを適切に使いましょう。
◇2.服装を工夫する
汗を吸収してくれる吸水性に優れた素材の衣服を着用しましょう。
◇3.こまめに水分・塩分補給をする
外出時だけでなく、室内においてもこまめに水分・塩分補給をしましょう。
◇4.暑さに備えた体づくりをする
日頃からウォーキングなどで汗をかく習慣を身につけておくと熱中症にもなりにくくなります。無理をせず徐々に身体を暑さに慣らしましょう。
■停電時などでエアコンが使えない場合に
・日光を遮り、風通しをよくしましょう
・濡れタオル等を肌にあて、うちわであおぎましょう
・できる限り、冷房設備が稼働している場所へ避難しましょう
・停電時の断水に備え、飲み水は備蓄しましょう
・電力ひっ迫時には、浴槽やバケツに水を貯めておきましょう
■熱中症警戒アラートメール配信・LINE配信サービスのご案内
環境省・気象庁が発表する熱中症警戒アラートを、4月24日(水)から10月23日(水)まで「すぐメールPlus+」またはスマートフォンアプリ「LINE」により個人向けに配信するサービスのご案内です。利用を希望される方は、「環境省熱中症予防サイト」からアクセスしていただき、お申込みいただくようお願いいたします。
※詳しくは本紙掲載の二次元コードからご確認ください。
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