食中毒は、飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生しています。家庭での発生では症状が軽かったり、発症する人が1人や2人のことが多いことから風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気づかれず、重症化することもあります。気温や湿度の高くなるこれからの季節は、食中毒の原因となる細菌の増殖が活発になるため、特に注意が必要です。
■食中毒を防ぐためには
・細菌を食べ物に「付けない」
・食べ物に付着した細菌を「増やさない」
・食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」
■食中毒予防の3原則
◇付けない
・手洗い・器具の洗浄、消毒
◇増やさない
・適度な温度での保管
・調理後は速やかに食べる
◇やっつける
・加熱殺菌
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