■やってみよう3つの減災チャレンジ!
▽減災チャレンジ(1)
持出品(500ミリリットルペットボトル)を持って避難
市の備蓄品の供給には時間を要し、また全員に行き渡る保証はありません。訓練当日は、避難時の飲用水を持参しましょう。また、非常持ち出し品をあらかじめ用意しておくこと、災害に備えて備蓄品を準備しておくことも大切です。
▽減災チャレンジ(2)
漏電ブレーカーの作動確認(テストボタンのチェック)
地震発生後は通電火災が発生する恐れがあります。漏電ブレーカーは、漏電を瞬時に感知し電気を遮断することで、火災や感電を防ぐ装置です。防災訓練では漏電ブレーカーのテストボタンが正しく動作するか押して動作確認しましょう。
また、地震の揺れを感知して遮断する「感震ブレーカー」がありますので、導入してはいかがですか。
※詳細は本紙をご参照ください。
▽減災チャレンジ(3)
緊急地震速報が流れたら、身を守る行動(シェイクアウト訓練)を各自行いましょう
大地震の前には「緊急地震速報」が流れ、数秒から数十秒後には地震が発生します。その時居る場所で、自分を守る(自助)ため、いる場所にある机やテーブルの下に隠れて守りましょう。
■地震と水害は避難の時期が違う!
6月に訓練を行ったのに、なぜ9月に防災訓練を実施するのかと思う人がいると思います。水害は「警告性災害」と呼ばれ、発災する前に、段階的に避難します。
一方、地震は「突発性災害」と呼ばれ、大きな揺れによる災害が発生し、建築物や道水路の損傷により、人命が失われている可能性があります。まず、その場での自分の身の安全を確保(自助)が出来た後、近くの人同士で安否確認等をした(共助)うえで避難します。
このように、置かれた状況はそれぞれ異なるので、正しく理解し、正しく避難行動をとるには、訓練は欠かせませんので、まずは参加しましょう。
・地震(突発性)災害と水害(警告性災害)の時系列の流れ
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