■〔質問〕森林資源の見直しについて
中島寛直 議員
さきの定例会でも、七宗の宝、山林事業の推進について一般質問があり、担当課長さんから、未使用材の活用による木材利用の促進を図ることは喫緊の課題であるとの発言があり、薪割り機等の購入補助や薪ストーブの取扱店のお話がありました。
私も、森林資源の活用はとても重要なことであり、間伐材等の有効活用を模索しているところです。
質問ですが、定例会で森林文化アカデミーの職員の方に七宗町に来ていただき、現地を見ていただき、今後の利活用について支援をいただく予定があるとのことでしたが、その結果はどうあったか、それを踏まえて、町はどのように進める予定なのか、計画等ありましたら、分かっている範囲内でお答えお願いします。
◇答弁
参事兼ふるさと振興課長 林佳成
町域の約91%を森林が占める七宗町において、森林資源の活用は非常に重要な事であると認識しております。
特に100ha以上ある町有林の利活用を推進することは喫緊の課題ではありますが、現状では十分に森林整備や資源の有効活用が出来ていない状況であり、大変危惧しているところでございます。
そこで、ご質問にもありますように美濃市にあります岐阜県立森林文化アカデミーの先生に町有林を見ていただくことになり、去る6月27日に森林空間の利活用についてご堪能の先生においでをいただき、七宗町体育館下流域と松原橋付近の町有林と上麻生勝谷の奥にある柿ケソレ「通称、フッタ」の開墾の町有林を見ていただきました。
特に松原橋付近では神渕川との取り合いを考えながら、森林整備が出来ないものかと見ていただきました。
その中で、町有林をアカデミーの生徒に伐採等の実習の場としての活用できないか、併せて、町民の伐採技術の向上の場として活用できないか、またアカデミーの学生さんの課題研究の場として活用していただき、様々な活用方法を見出していけないか、そして、森林公園など地域交流の場として整備し活用することができないかなどを踏まえて視察していただきました。
残念ながら、本日、その結果をお伝えすることは出来ませんが、今後、視察の結果や整備計画等が整いましたら議員各位にもご相談申し上ることになろうかと存じますが、その時はよろしくお願い申し上げます。
また、そんな折ではございますが、可茂森林林組合様から企業との連携による森林づくりのお話をいただき、現在、美濃加茂市と連携しながら森づくりを進めておられる企業様と七宗町でも同様なことが出来ないかと協議を進めているとのことでした。
今後は、その企業様とお会いするなどして企業による森づくり事業を実現させるため、鋭意、努力して参りたいと考えますのでよろしくお願い申し上げます。
◇質問者の所見
七宗町は、平成20年から各民有林に作業道を設置しましたが、その作業道の利用活動が全然できていない。
私の友達で個人で伐採をやっている人がみえますが、企業のほうもいいんですが、個人的な方を入れて、町の活性化、民有林の活性化を図っていただきたいと思います。
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