■健康だより
ー薬は正しく使いましょうー
薬は、正しく使うことが重要です。薬を飲む前に、薬の正しい使い方を知っておきましょう。
(1)薬の説明書をよく読みましょう
薬には必ず説明書がついています。説明書には、正しい使い方や効き目などのほか、副作用や保管上の注意に関することが書かれています。必ずよく読んでから使用する習慣を身につけましょう。また、説明書は保管し、必要な時にすぐ読めるようにしておきましょう。
(2)薬の飲み方に関する3つの注意点
〔ポイント1〕薬を飲むタイミングを守りましょう
薬はそれぞれ決められたタイミングに飲まないと効果がなかったり、副作用を生じたりします。必ず決められたタイミングで飲みましょう。
◇ご存じですか?
食前、食後、食間、就寝前、頓服の違い
~すべて「薬を飲むタイミング」を表す言葉です~
食前:胃の中に食べ物が入っていないとき(食事の約1時間~30分前)
食後:胃の中に食べ物が入っているとき(食事の後約30分以内)
食間:食事と食事の間(食事の約2時間後)
就寝前:就寝する約30分前
頓服:発作時や症状のひどいとき
〔ポイント2〕薬を飲む量や期間を守りましょう
薬は決められた量より多く飲んだからといって、よく効くものではありません。多く飲むことによって、副作用や中毒症状が現れることもあります。また、症状が治まったからといって使用をやめると、病気が再発したり完治しないことがあるので、自分で判断せず医師・薬剤師などの専門家に相談しましょう。
◇健康食品の摂り過ぎに注意
いわゆる「健康食品」は『食品だからいくら食べても害はない』と思われがちですが、食品でも多く摂取すると有害な作用が出る場合があります。目安となる量をきちんと守りましょう。
〔ポイント3〕薬の飲み合わせに気をつけましょう
複数の薬を使用している場合、飲み合わせが悪いと薬が効きすぎてしまったり、反対に薬の効果が十分に得られなかったりすることがあります。食品(サプリメントを含む)の中にも、薬との飲み合わせが悪いものがあります。必ず医師や薬剤師などの専門家に、今使っている薬やよく食べる食品(サプリメントを含む)などを伝えましょう。
◇一緒に飲むことを避けたほうが良い組み合わせ
・ワルファリン(血を固まりにくくする薬)と納豆、青汁、クロレラ食品(ビタミンKを多く含む食品)
・眠気防止薬とコーヒー、エナジードリンクなどのカフェインを含む飲料
・カルシウム拮抗薬(高血圧の薬)とグレープフルーツ など
薬を使用して異常を感じたら、すぐに医師や薬剤師などの専門家に相談してください。薬の種類によっては、自己判断で急に中止すると危険なケースがあるので注意が必要です。専門家に相談する時には、「何という薬を、どのくらいの量・期間使用し、どのような症状が出たか」を説明できるようにしておきましょう。
■健康カレンダー
《健康相談》
◇乳幼児・成人健康相談
12月6日(金)午前9時30分~11時 生きがい健康センター
12月20日(金)午前9時30分~11時 神渕コミュニティーセンター
乳幼児:身体測定、育児相談
成人:血圧測定、尿検査
保健師、管理栄養士が相談に応じます。
★個別予約制で実施しますので、希望される方は生きがい健康センターまでご連絡ください。
◇母子健康手帳交付
予約制(所要時間1時間程度)
生きがい健康センターまでご連絡ください。
(持ち物)
(1)妊娠届出書
(2)マイナンバーカード(通知カードの方は運転免許証または保険証等、身分を証明できるもの)
《教室》
◇かみかみ教室
12月9日(月)午前10時~午後1時 生きがい健康センター
対象者:3歳児
※対象者には個別通知します。
◇あそびの教室
12月18日(水)午前10時~11時15分 木の国七宗コミュニティーセンター
対象者:乳幼児
◎ご不明な点は、下記までお問い合わせください。
問い合わせ:七宗町役場健康福祉課健康係(生きがい健康センター内)
【電話】48-1112【FAX】48-1360
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