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一般質問-3月定例会-(5)

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岐阜県七宗町

■再質問
松山成美 議員
ライフライン保全対策事業について、期限のある補助金を使用し、対象となる路線エリアを計画的に、地権者の方のご理解、ご協力をいただいて進めてみえること、大変よく分かりました。
補助制度に該当する路線やエリアでは、しっかりとその事業の目的が達成できるよう、事業推進をよろしくお願いします。
それでは、一つ、個人の住宅また住居付近において、倒木のおそれのある危険木、支障木の伐採撤去を行うことができないか、お尋ねをしたいと思います。
事業や補助制度があるのかお尋ねしたい。
建物に被害が及ぶような立ち木を伐採することは、誰もが簡単にできることではありません。専門の知識や技能を有していないと大変危険な作業です。
倒木によって住居、住宅への被害を未然に防ぐことは、町民が安心して安全に生活できる環境の保全、適正な里山環境を維持するためにも、大変大切なことと考えております。
住居、住宅付近の倒木のおそれのある危険木の伐採処分について、実施可能な事業や補助制度について必要と考えますが、町の取り組みの状況、それから町の考え方をお聞かせください。

◇答弁
参事兼ふるさと振興課長 林佳成
個人の住居、住宅付近にある危険木や支障木の撤去に伴う補助制度や事業についてのご質問ですが、まず、原則論としては、森林所有者が伐採等の対応に当たっていただきたいと考えますが、ご質問にもありますとおり、樹木が成長し過ぎて、専門の技能を有する人しか伐採ができないような状況下になってしまっていることを考えると、何らかの対応が必要であると思っております。
そこで、町としましては、各地区区長様から、住民の総意をもって出された要望書をもって対応することにしており、現地を確認し、聞き取り調査等を行った上で、県当局とも協議しながら対応をしているところでございます。
ちなみに、令和5年度は、神渕寺洞地内、上麻生戸刈地内、中麻生下地内の3箇所において、清流の国ぎふ環境基金事業の危険木除去タイプと森林地域外危険木除去タイプを実施しているところでございます。
また、補助事業につきましては、現在、七宗森林造成組合の組合員さんに限っては、自伐林家型地域森林事業として、山林所有者がご自身で間伐をされた場合に補助金をお出しする事業はありますが、今後は、森林環境譲与税を活用しながら、個人の方の間伐事業に対する補助や危険木等の伐採、除去についても補助ができるような仕組みを確立してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

[質問者の所見]
いろいろと細かいことを質問したようですが、案外、うちの町七宗町は高齢化が進んでおり、ほったらかしになっておった住宅周りの木々がもう屋根を飛び越すような高さ、10メートルを超えるような木に育っておるというような中で暮らしてみえる方も見えますので、そういう補助制度もうまく創設していただいて、安心で安全なまちづくりをよろしくお願いします。

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