■野菜をしっかり食べよう!
寄せ鍋や味噌鍋など、鍋料理がおいしい季節になりました。最近では豆乳鍋やトマト鍋なども登場。お肉や魚介、いろんな食材をおいしく食べられる鍋料理ですが、どの鍋料理にも欠かせないものが、「野菜」です。
◆実はみんな足りてない?
健康日本21(第2次)が提唱している野菜摂取の目標量は、1日あたり350グラムです。岐阜県の県民栄養調査(令和4年度)では、野菜摂取量の平均は男性278グラム、女性251グラムで、どの世代も目標量に届いていません。このことからも、もっと野菜を摂取しないといけないことが分かります。
野菜は、ビタミンやカリウムなどの栄養素や、食物繊維を多く含んでおり、免疫力アップや生活習慣病予防に欠かせません。意識して摂取しましょう。
◆野菜の減塩効果
ブロッコリーやほうれん草などに多く含まれる「カリウム」は、体内の余分なナトリウムを尿と一緒に排泄(はいせつ)します。血圧が上がることを防ぐことができ、「減塩」と同じ効果が期待できます。
◆いろいろな野菜を
野菜が体に良いと言っても、1つの野菜だけを食べていると、栄養素が偏ります。できるだけ、さまざまな種類の野菜を取るよう心掛けましょう。
◆目標は、1日350g!
小鉢の野菜料理は、1皿70gと言われています。目標の350gを摂取するには、小鉢5皿分が必要です。野菜炒めなどの大皿料理は、小鉢2皿分として数えられます。
▽野菜1皿分の目安
・ほうれん草のお浸し…ほうれん草1/3束
・かぼちゃの煮物…かぼちゃ(1口大)3切れ
・野菜サラダ…きゅうり(小)1/4本、トマト1/4個、レタス2枚程度
詳細:健康管理課
【電話】058-383-1115
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