■災害時の健康と食事
◆災害時の食事
災害時は、大きなストレスにさらされています。その中で、普段とは違う食事を取ることが、さらなるストレスにならないように、食べ慣れた食事を取れる環境を作ることが必要です。その方法として、「ローリングストック(下記参照)」という方法があります。
また、高齢者にはやわらかくて食べやすいもの、乳幼児がいる家庭ではミルクや離乳食、持病のある方は普段取っている食事を用意しておく必要があります。各家庭で必要な備蓄をしておきましょう。
◆災害時の栄養状態
災害直後は、ライフラインが止まっていたり、食品の種類が少なかったり、パンや米などの炭水化物中心の食事になりがちです。このような食生活が続くと、栄養バランスが偏り、ストレスも加わって体調不良になりやすくなります。
災害時でもバランスよく栄養が取れるよう、次のようなものを備蓄しておくことがおすすめです。
▽タンパク質が取れるもの
・ツナやサバなどの魚介類の缶詰
・コンビーフや焼き鳥などの肉の缶詰 など
▽ビタミンやミネラル、食物繊維が取れるもの
・フルーツや野菜の缶詰
・フルーツや野菜のジュース
・ドライフルーツや切干大根などの乾物
・梅干しなどの漬物 など
◆ローリングストック
普段の食品を多めに買い置きしておき、古いものから消費し、消費した分を買い足すことを「ローリングストック」といいます。こうすることで、災害時にも普段から食べ慣れた食事を取ることができます。
詳細:健康管理課
【電話】058-383-7570
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