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自治体の皆さまへ

福祉・健康(2)

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岐阜県富加町

■アレルギーをお持ちの人へ 災害時の健康トラブルに備えましょう
現在、国民の2人に1人はアレルギー疾患があるといわれており、大きな災害が起きた時には、環境の変化やストレス等によってアレルギー疾患が悪化しやすいため対策が必要です。

●災害時に起こりやすい問題
▽アレルギー疾患全般
1.常用薬が入手できなくなる
2.より緊急性の高い疾患や外傷が優先される
3.環境の悪化による増悪
4.感染症の流行による悪化
5.災害のストレスによる悪化
6.医療上の個人情報(服薬歴)の消失

▽疾患別
〔気管支喘息〕
1.住環境の悪化による発作の悪化
2.災害による砂ぼこりなどによる発作の誘発
3.共同生活のために受動喫煙やペットによる悪化
4.停電などによる電動吸入器の使用不能

〔アトピー性皮膚炎〕
1.入浴やシャワーの機会の減少による悪化
2.入浴やスキンケアの必要性に対する周囲の理解不足
3.スキンケアを行う場所(プライバシー)の確保が困難

〔食物アレルギー〕
1.アレルギー対応食の不足
2.炊き出し時におけるアレルゲンの誤食
3.アナフィラキシー時の対応の遅れ
4.食物アレルギーに対する周囲の理解不足

〔アレルギー性鼻炎〕
1.災害時による砂ぼこりなどによる悪化

●災害時のアレルギー疾患への備え
▽非常用持ち出し袋
非常用袋や防災セット以外に、次の物を準備すると感染予防や災害による砂ぼこりを対策できます。
・アレルギー対応の非常食(乳児…アレルギーミルク)
・薬(外用薬・頓服薬・吸入薬など)
・お薬手帳のコピー
・マスク
・水(1L)
・緊急時おねがいカード
※「アレルギー疾患があるお子さんの保護者へ」を参照してください。

▽医療機関に相談
・症状が悪化したときや、薬が手に入りにくくなったときの対応
・「除去が必要な食品」と「安心して食べられる食品」(食物アレルギーをお持ちの方)

▽家庭備蓄
避難所などに救援物資が届くまで、少なくとも数日はかかります。さらに、アレルギー対策物資などは手に入りにくいと想定されますので、アレルギー対応の非常食や水、薬は「1週間分、可能であれば2週間分」準備しておきましょう。何か所かに小分けにして保管するのがお勧めです。
それ以外にも、以下の物を備蓄されておくことをお勧めします。
・ティッシュペーパー、ウェットティッシュ
・石鹸
・タオル
・爪切り
・ビニール袋
・洗濯紐、洗濯バサミ
・使い捨ての箸や食器
・食物アレルギー表示カード除去食品を明記できるもの

●アレルギー疾患があるお子さんの保護者へ
お子さんと保護者の情報、お子さんのアレルギー症状、必要な治療などについて周囲に伝えるために緊急時おねがいカードを使いましょう。緊急時には周囲にカードを見せることを子どもに伝え、非常用持ち出し袋などに保管しましょう。また、家族がそばにいなくても必要な支援を受けられるように周りの人にアレルギーについてあらかじめ伝えておきましょう。

問合せ:福祉保健課保健係
【電話】54-2117

■[地域包括支援センターからのお知らせ]とみぱん脳トレ教室 第1クール受講生を募集します
●とみぱん脳トレ教室に参加しませんか?
「人の名前が思い出せない」「探し物が多くなった」など、最近「もの忘れ」が多くなっていませんか?
もしかしたら、それは認知症の前段階である軽度認知機能障害(MCI)かもしれません。

●MCIのサインをチェック
・約束した日をよく間違えたり忘れるようになった
・身だしなみに関心がなくなり、お風呂も面倒になった
・趣味や好きなことに興味がなくなった
・家族や友人との会話が楽しめなくなったり、ちょっとしたことで怒りっぽくなった
「一つでも該当した!」「少しでも予防したい!」「いきいき元気に暮らしたい!」など、「もの忘れ」が心配な人はこの機会に教室に参加してみませんか!

●令和6年度 とみぱん脳トレ教室[無料]
講師:尾関昭宏先生 のぞみの丘ホスピタル 理学療法士
時間:9:30~11:00
場所:高齢者活動センター
対象:65歳以上、富加町在住者、介護の必要のない自立した人
定員:第2・4水曜日 各25人
持ち物:飲み物、タオル、靴下(上靴不要)、マスク、健康チャレンジカード(2ポイント付与)
申込方法:地域包括支援センターまでご連絡ください。(随時募集中)

●令和6年度 スケジュール
▽第1クール(第2水曜日・第4水曜日)
4月10日・24日
5月8日・22日
6月12日・26日
7月10日・24日
8月7日(第1水曜日)・28日
9月11日・25日

▽第2クール(第2水曜日・第4水曜日)
10月9日・23日
11月13日・27日
12月11日・25日
1月8日・22日
2月12日・26日
3月12日・26日

●その他の事業
地域包括支援センターでは、認知症の正しい理解の普及・啓発・仲間作りなど、以下の事業も行っています。認知症などの介護は頑張りすぎないことが大切です。介護者は一人で抱え込まずご相談ください。

▽認知症サポーター養成講座
時間:60~90
認知症の基礎知識や対応方法を学ぶ講座で、出張講座も行っています。※参加者5人以上で開催

▽認知症初期集中支援チーム
認知症の人や認知症が疑われる人、その家族を訪問し、自立支援のサポートを行うチームです。

▽認知症カフェ(うちわの会)
認知症の人やその家族、なかなか外出できない高齢者や介護をしている家族の皆さんを含む少人数で、2か月に1回、ふれあいサロンどうだんにて行っています。

問合せ:地域包括支援センター
【電話】54-2184

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問合せ:福祉保健課保健係
【電話】54-2117

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