◆「生活習慣病と運動」
心筋梗塞、脳梗塞などの冠動脈疾患や、高血圧症、糖尿病などの生活習慣病の発症リスクは、身体活動量が多いほど低くなると言われています。
身体活動量が多くなることや、ウォーキングやラジオ体操などの有酸素運動を行うことで、エネルギーがたくさん消費され、内臓脂肪が燃焼されやすくなります。内臓の働きも活発となり、糖や脂質の代謝、血流や血管壁の伸縮性も改善され、肥満の予防・改善や、血糖値や脂質、血圧の状態の改善につながります。
運動を行うことで、体力・持久力が向上し、身体活動量を確保しやすくなること、筋肉量が増えて代謝が良くなることも糖尿病の予防に有効です。
◇ちょっとした工夫や心掛けで日常生活の活動量を増やしましょう
・自転車で通勤する
・1駅手前で下車して歩く
・駅や職場では階段を使う
・歩いて買い物に行く
・テレビを見ながら筋トレやストレッチをする
・今より「+10分」体を動かす など
◇ウォーキングに挑戦してみましょう
ウォーキングはいつでもどこでも、自分のペースで安全に行うことができる運動です。これまで運動の習慣がなかった人や運動が苦手な人は、歩くことから始めてみましょう。
◇ウォーキングのポイント
・頭はまっすぐに、顎を引く
・胸を張って背筋を伸ばす
・肘は直角に曲げ、大きく前後にふる
・足首は直角に曲げ、かかとから着地する
・後ろ足はひざを伸ばし、つま先で地面を蹴る
問い合わせ:保健センター(担当 伊東)
【電話】53-2515
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