◆第2回小中一貫教育研究部会が開催されました。会での話題を一部報告します。
◇小中一貫教育(義務教育学校*)に関わる意見
・川辺町の子どもの良さは、縦のつながりがとてもよいこと。上級生が下級生をいたわり、下級生は上級生に憧れをもつ。川辺の中学生は素直な生徒が多く、小学生にもよい影響を与えると思う。
・中学生が家庭科の学習で行う保育体験では、小さい子に思いやりをもった行動ができるなど教育効果はとても高いので、小学生と中学生が日常生活を共にすることもよい影響があると思う。
・校舎デザインも大切だが、教育方針が重要である。また川辺町に限らず、子どもを増やすことは重要。魅力ある学校は人を集めると思う。例えば、9年間で英語ができるようになるとか。
・義務教育学校は、小中一貫教育を展開するのによい形である。工夫して進めるとよい。
◇施設面に関わる意見
・小中一貫教育を進めるなら、校舎は小学生中学生と一緒の校舎がよい。自然な関りが子どもの心の成長を促す。また教科担任制を行う場合、小中の教室が離れていると教師の移動で不具合もでてくる。
・校舎は別々の方がよいのではないか。小学生が中学生に気を遣うのでは?
・中学校の体育館の使用状況は、全校集会、学年集会、総合的な学習の時間と教科以外で使用する。その頻度も少なくない。教育効果を上げるのに体育館は2つ必要だと思う。
(*注)「義務教育学校と小中一貫校の違い」
どちらも9年間を通じた教育を行います。組織上独立した小学校と中学校が一貫した教育を施すのが小中一貫校で、一人の校長、一つの教職員組織で教育を施すのが義務教育学校です。
問い合わせ:教育支援課(担当 渡辺、平野)
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