〔Pick Up Information 注目情報〕令和5年度 森林環境譲与税の活用状況

4／39

■えなの森林(もり)活(い)かして守って次世代へ

◆森林環境譲与税とは
森林環境譲与税は、市町村が森林の整備などを行うための財源です。令和元年度から市町村と都道府県に対して、私有林人工林面積、林業就業者数、人口による基準で案分して国から譲与されています。
令和5年度に本市へ譲与された森林環境譲与税は、8985万2千円でした。

◆令和5年度の主な活用状況
森林環境譲与税の使い道は、間伐などの森林整備や人材育成・担い手の確保、木材の利用促進や普及啓発などと定められています。市では、主に次の事業に活用しました。
▽森林の整備
所有者から委託を受け、長い間整備されていない森林の間伐を行いました。令和5年度の間伐面積は、71.21ヘクタールでした(1908万5千円)。
▽人材の育成
森林整備の初心者を対象としたチェーンソーなどの林業機械の安全講習会(98万7千円)や、農林業に関心のある方を対象とした農林業宿泊体験ツアー(96万8千円)を実施しました。
▽こども園に木製ロッカーを整備
市内こども園に木製ロッカーを設置しました(1145万円)。
▽ファーストマイスプーン事業
保健センターでの健診時に、4カ月を迎える子どもに、市内に自生する木を材料とした手作りスプーンをプレゼントしました(90万円)。
その他の活用状況は、市ウェブサイトを確認ください。

◆森林環境税が財源
森林環境贈与税は、森林環境税を財源としています。森林環境税は、令和6年度から1人当たり年額千円が課税されています。制度など詳しくは、総務省のウェブサイトを確認ください。

問合せ：林政課
【電話】26-6833