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自治体の皆さまへ

ここが聞きたい一般質問(5)

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岐阜県揖斐川町

■大西政美議員
▽揖斐川町内幼児園・小中学校大雪警報時の対応について
今年1月24日の大雪では、1m近く積雪した地域もあり、揖斐川町に大雪警報が発表された。
近隣市町にも大雪警報が発表された中、揖斐川町より積雪の少ない池田町、大野町では安全確保のため休園、休校の対応がされたのに対し、揖斐川町ではなぜ大雪警報にも関わらず登園・登校となったのか。
また、校長会で大雪警報時に何か問題はあったか。

▽町長
大雪警報時の対応は、学校、幼児園ともに、年度はじめに基本的な対応方針を確認し、それに準じて対応している。実際の警報発表時には、基本対応方針を原則とし、具体的には、そのときの状況を踏まえ慎重に判断している。
学校・幼児園の具体的対応等については、教育長および担当部長より答える。

▽教育長
年度はじめの警報発表時の基本原則として、例えば暴風や大雨警報時は、自宅待機を原則としている。一方で、大雪警報時は、「地域・校区の状況に応じて具体的に対応」を原則とし、「大雪警報時は登校」としているわけではない。
なお、大雪警報時に学校を実施する際は、児童・生徒の命を守ることを最優先とするよう保護者へ連絡しており、実際、1月の大雪警報時に自宅待機された家庭も一定数あり、オンライン学習で対応した。
また、警報発表時の学校対応については、毎回校長会と連絡を密にし、共通理解のもと対応を図っており、今回の大雪時も前日から当日の朝、翌日までにかけ、何度も連絡を取り合い、各校の状況を踏まえ対応に当たった。
今後も、児童・生徒の命を守ることを最優先とし、学習機会の確保、各家庭の事情という側面も考慮し、慎重に判断したい。

▽住民福祉部長
幼児園の対応は、基本的に小中学校と同様である。
幼児園は、家庭で十分に子どもを保育できない場合に、家庭に替わって子どもを保育するため、児童福祉法に位置付けられた保育施設であり、基本的には保護者の送迎により、警報発表時でも希望保育という形で保育を実施している。

■大西惠子議員
▽次期町長選に向けての町長の意向について
令和2年11月に岡部町政がスタートし、4年目を迎えた。この間、買物弱者対策として移動販売の実施、安全安心対策として防犯カメラの設置、消防団改革、自主防災組織の育成・強化など実施され、これら施策を評価される声も聞こえる。
そうした中、本年11月に4年の任期満了を迎えるが、続投を望む声も聞こえる中、次期町長選挙への考えは。

▽町長
任期中の実績としては、安心して住むことができるまちづくりとして、買物弱者支援(移動販売)、西濃厚生病院へのコミュニティバス新路線の運行、災害に強いまちづくりとして、自主防災組織の強化・育成や避難所設営訓練を中心とした実践的な防災訓練への変更、通学路への防犯カメラ(100台)の設置、子どもの学習支援と居場所づくりとして、地域学び塾の実施、明日の農業を目指して、大規模営農農家へGPS付の大型農業機械の導入や最先端技術を使用したサルの捕獲対策などを行った。
また、「声なき声を聞こえる声に」として、地域のサロンや集い、公民館サークルなどへ伺い、町民の皆さんからの声を施策立案の参考にしたことも多々あり、「声なき声を聞こえる声に」できたのではと思う。
加えて、長年の懸案事項であった土地開発公社の解散、消防団改革、揖斐厚生病院移転に伴う地域医療拠点としてのいびがわ診療所の開設なども行った。
一方で、いびがわ診療所を中心とした医療、福祉、健康の複合拠点の整備、鉄嶺トンネルや都市計画道路の整備、町による工場適地の選定を含めた工場誘致策など取り組まなければならない課題は山積しているが、まずは、今お住いの住民の皆さんが住みやすい町と少しでも感じてもらえる町にしていくことが重要。
これらの課題解決のため町民の皆さんの理解と支援がいただけるなら、次期町長選挙に出馬し、引き続き町政を担わせてほしい。

■議会活動報告
▽3月
21日 第3回議会運営委員会
21日 打合せ会

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