■揖斐川町は、住民の皆さんの子育てを応援しています。~子育て支援センターの紹介~
▽出前保育~お散歩したよ~
支援センター行事「出前保育」で谷汲保健センターに行きました。天気もよく散歩日和になり、お家の人と手をつないで元気いっぱい歩きました。昆虫館の隣で飼育されているヤギに挨拶をしようとそばにいくと、ヤギも顔を出して挨拶をしてくれました。ちょっとびっくりした子もいましたが、手をのばしたり餌をあげたりとヤギと仲良しになることができました。また、旧谷汲駅の電車内では運転席を見たり、座席で写真を撮ったりと、子どもだけでなく、お家の人も笑顔いっぱいの時間になりました。
■子育てちゃんねる~子ども自身でなく子どもの周りに注目する「社会モデル」~
支援の考え方には「医療モデル」と「社会モデル」があります。
医療モデルは、子どもの行動の原因がその子自身にあると捉え、治療やリハビリで多数に近づけようとする考え方です。それに対して社会モデルは、社会の障壁で障害が生じると捉え、環境を変える考え方です。例えば歩行が困難な子どもが階段を登れない時、社会モデルでは、車いすやスロープを用意します。発達支援でも同様に、子どもの不適切な行動には行動を誘発する環境を変えます。集団生活における支援は社会モデルの視点を持つことが両者にとって過ごしやすい環境となるのではないでしょうか。
問合せ:児童発達支援事業所いびがわアップル
【電話】23-1139
■いきいき園キッズ!
▽地域と共にある保育園~養基保育園~
養基保育園は揖斐川町と池田町の子ども達が通園しています。そのため、両町の地域の方からお誘いをいただいて、「イチゴ狩り」「タマネギの収穫」「ブルーベリー狩り」「さつまいも掘り」など収穫体験をさせてもらったり、「チューリップ畑」を見に行かせてもらったりしています。イチゴ狩りでは自分の丁度顔くらいの高さにあるイチゴの苗から、真っ赤なイチゴを摘んでパクリ。甘くておいしいイチゴをたくさん摘んで、保育園で待っている小さい組の友達のお土産にしました。みんなで食べてもまだまだたくさんあったので、イチゴジャムにして食べました。
さつまいも掘りでは、おじいちゃん達に手伝ってもらいながら、たくさんのさつまいもを収穫しました。袋にいっぱい収穫でき、保育園に歩いて帰るのがやっとの事でした。保育園でふかしてもらったり、ホットプレートでバター焼きにしたり、とてもおいしかったです。
また、園の周りには自然がたくさんあります。近くの神社には桜の木があり、春には満開の桜の花が見られ、夏はセミ捕りもします。高い木の枝にとまっているセミを見つけて、「あんな高い所にセミがいる」「先生、捕まえて」と保育士に捕まえてもらいました。秋には、イチョウの木が黄色に色づき子ども達は、落ち葉の上を歩いて楽しみます。11月には、七五三のお参りもしています。全園児で出かけ、元気に過ごせるようにお参りをします。少し遠いのですが、ドングリが落ちている神社もあり、ドングリ拾いをしたこともあります。
小さい子は園の周りを散歩しながら、犬を見てびっくりしたり、柿やミカンが実っているのを見つけたり、道ばたの小さな花を摘んだりしながらゆっくり歩いて楽しんでいます。
これからも、地域の方の協力を得ながら、様々な体験をさせていただいたり、自然に触れたりしてその季節でしか味わえない感動体験をしていきたいと思います。
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