認知症、あなたは大丈夫? ～五感を整え、認知症を予防しよう～

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認知症という言葉が広く知られるようになってからずいぶんたちました。認知症は、一度獲得した脳機能が何らかの原因で低下して、日常生活に支障が起きる状態を言います。
物忘れが目立ってきて、「もしかして認知症かも?」と自分自身不安になったり、家族のことが心配になったりすることもあるかもしれません。まずは今月の広報別冊の「自分・家族でもできる認知症チェックリスト」で確かめてみましょう。
注意：このチェックリストはあくまでも「めやす」です。これだけで認知症の診断をすることは出来ません。チェックの結果が心配だった方は、かかりつけ医や地域包括支援センターなどにご相談下さい。

■さてチェックの結果はいかがでしたか?
「大丈夫そうだ」「ちょっと心配・・」結果はさまざまだと思いますが、「できれば認知症を遠ざけたい」これは皆さん共通の思いでしょう。
ではどのようにしたら認知症を予防できるでしょうか?
(1)体を整える血圧や血糖など持病を良い状態に保つ、適度な運動をする、バランスよい食事をとる
(2)心を動かす人と話す、笑う、歌う、暮らしを思い出す、感動する、体験をする(映画鑑賞、旅行、キャンプ、家族や友人との交流)
(3)頭をつかう体験を思い出す、計画を立てる、同時に複数のことをする

こうしたことが認知症予防に良いとされています。特に「体を整える」ことは脳を良い状態に保つためにとても重要です。そのためには五感(見る、聞く、味わう、嗅ぐ、感じる)を整えることが欠かせません。特に「味わう」、つまりお口の健康を保つことは、体の健康作りのために非常に大切です。あなたは今年歯科検診を受診されましたか?もしまだなら、今すぐ歯医者さんに検診の予約を入れましょう。
その他にも、「見る」「聞く」ことも、身の回りの情報を正しくキャッチして脳に送り、周りの人との交流をスムーズにするために重要です。メガネや補聴器等で補って、すっきりと気持ちよくコミュニケーションを楽しみたいですね。

問合せ：保健福祉課
【電話】78-2100