国民年金は年をとった人、病気や事故で障害が残った人、家族の働き手が亡くなった人を働いている世代みんなで支えようという考えで作られた仕組みです。
国が運営するため安定しており、年金の給付は生涯にわたって保障されているため、将来の大きな支えになります。
国民年金には、年をとったときに受け取れる老齢基礎年金のほか、病気や事故で障害が残ったときに受け取ることができる障害基礎年金や、家族の働き手が亡くなった場合に遺族が受け取ることができる遺族基礎年金があり、老後のためだけのものではありません。
■国民年金の納付方法
・納め忘れる心配のない口座振替やクレジットカード
・身近な場所で気軽に支払えるコンビニ、金融機関、ATM
・自宅から納めることができるインターネットやスマートフォン
■現在の保険料は月額16,520円です。
老齢基礎年金は、40年で納める年金額が決められているため、納め忘れがあると年金額が少なくなったり、受け取る権利が発生しません。また、保険料が納め忘れの状態で、万一、障害や死亡といった不測の事態が発生すると、障害基礎年金や遺族基礎年金を受けられない場合があります。
■免除・猶予の制度があります。
経済的な理由等で保険料を納付することが困難な場合には、保険料の納付が免除・猶予となる「保険料免除制度」や50歳未満の方が活用できる「納付猶予制度」、学生の方が活用できる「学生納付特例」制度がありますので、役場の国民年金窓口で手続きをお願いします。
問合せ:美濃加茂年金事務所
【電話】0574-25-8181
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