■介護予防・日常生活圏域ニーズ調査
令和4年の秋に実施した、白川町介護保険事業計画のために要介護認定を受けていない65歳以上の町民411人の方にご協力いただいたアンケートの結果をシリーズでお伝えしています。
◇[その4] お口の健康づくりについて
(1)自分の歯の本数が多い方ほど健康で活動的であると報告されています。近年は歯の本数に加え、嚙む力・飲み込む力や唾液の量も重要といわれています。
(2)お口の機能低下は「半年前と比べ噛みにくい」「お茶などでむせる」「口が乾く」のうち2項目以上当てはまることをいいます。特に性別では男性、年齢別では高齢になるほどこの傾向がみられます。
(3)歯は1本抜けると周りの歯が傾いて、嚙み合わせに影響するので、部分入れ歯等で早めに対応しましょう。歯茎や歯の隙間の手入れも怠らないよう注意が必要です。
(4)「パ・タ・カ」の早口言葉や「アイウベー体操」などお口周りの筋肉を鍛える事、人とのお喋りも大切です。
性別お口の機能低下者(%)
年齢別お口の機能低下者(%)
◇まとめ
歯の健康は、食事をしっかりとる、発音、表情など体と心の健康につながり、体力低下後の誤嚥性肺炎の予防にもつながります。大事にしましょう。
地域包括支援センターへ!!
【電話】0574-74-0808
白川町地域包括支援センターは、基幹相談支援センター及び成年後見支援センターを併設しています。
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