■「自信と笑顔を育む学校」を目指して
山手小学校
田島町2-6-6
【電話】26-9811
本校では、児童の主体性を育むために、「○○プロジェクト」と題して教育活動の充実を図っています。これは、児童が活動内容を考えたり、ルールや約束をつくったりして活動を進めていくというもので、例えばボランティア委員会では「中庭花いっぱいプロジェクト」を実践しています。全校児童に「みんなが見て心がほっとする中庭を作ろう」と呼び掛け、花壇のデザインを募集し、決定しました。その後、委員会による苗づくりや植え替えを行い、中庭を作り上げました。ある児童が2階の踊り場から中庭を覗き、「星の形をしている!」とにっこり笑顔で花を楽しんでいました。
また、6年生は有志によるアルミ缶回収活動にも取り組んでいます。これは、6月上旬に学校長が6年生の学年集会で投げ掛けた「外国に学校を建てようとしている人が市内にいるので協力しませんか」との提案に賛同した児童による活動で、火曜日から木曜日までの休み時間に回収を行っています。この活動の名称をはじめ、進め方などは全てメンバーのリーダーが中心となり、メンバーで話し合って自分たちの考えで活動を実践しています。今では児童や職員だけでなく、地域の皆さんもアルミ缶を持参してこの活動に協力してくださっています。
これからも、児童が主体的に考えたり活動したりする教育活動を大切にしていきたいと考えています。思い通りにいかなかったり、失敗したり挫折したりすることもありますが、その経験こそが著しく変化する社会の中で、未来の担い手である児童が豊かに生きる力を育むことになると考え、今後も職員一丸となって「自信と笑顔あふれる山手っ子」の育成を目指していきます。
■みのかもっこNo.115
▽笑顔あふれる学校に
山手小学校6年 福井真菜(ふくいまな)さん
私たち児童会は、今まで受け継がれてきた伝統を守るため活動してきました。でも、ただ伝統を守るだけではなく、今の山手小学校にもっと必要なものに取り組んでいきたいと考え、児童会スローガンを「笑顔の花咲く山手小」としました。
それを実現するために、「咲かせようにこにこの木」というキャンペーンを計画しています。葉も花もついていない木に、「すごいな」「うれしかったな」と思った出来事を書いて飾り、木を温かい言葉で満開にさせる取り組みです。
友達の優しさや、すてきなところに気付き、互いに認め合える「笑顔あふれる山手小」にして卒業したいです。
問合せ:学校教育課教育指導係
【電話】内線464
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