市では、平成元年に平和都市宣言を行うとともに、平和意識の啓発を目的として、平和事業に取り組んできました。
その一環として、平成16年度から中学生を長崎・広島に派遣する事業を行っています。
今回の特集では、派遣生が感じたことや学んだことをまとめたレポートを皆さんにご紹介します。
※詳しくは本紙をご覧ください。
◆平和への誓いを新たに
戦後79年を迎え、戦争や原爆による被害を体験した人たちの高齢化が進み、彼らの声を直接聞くことは難しくなっています。
戦争の悲惨さや原爆の恐ろしさ、平和の尊さを次世代へ語り継ぐために、長崎市では、毎年8月8日、9日に「青少年ピースフォーラム」を開催しています。今年も、市内および富加町内の4中学校から推薦された8人を派遣。全国から集まった375人の青少年と交流を深めながら、被爆の実相や平和の尊さを学びました。また、「青少年ピースフォーラム」参加に併せて、長崎市や広島市内の被爆地を見学し、平和への誓いを新たにしました。
◆美濃加茂市 平和都市宣言
(平成元年3月25日制定)
私たちすべての市民は、全人類共通の願いである核兵器廃絶が一日も早く実現され、戦争のない恒久平和が達成されることを心から希求する。
この願いを込めて、世界のすべての人々との交流をすすめ、相互理解を深め、世界の平和を訴えるものである。
◆TOPICS 派遣成果を市長・教育長に報告
8月20日(火)、派遣生たちが藤井浩人(ふじいひろと)市長と古川一男(ふるかわかずお)教育長へ派遣報告を行いました。報告会では、市長から派遣生へ修了証書の授与を行った後、派遣生たちがそれぞれの言葉で、感じたことやこれからやるべきことなどを話し、平和について一緒に考えました。
問合せ:ひとづくり課市民活躍推進係
【電話】内線400
<この記事についてアンケートにご協力ください。>