Health 「健康のまち」から

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■肺炎球菌予防接種制度の対象者が変わりました
わが国の死亡原因の第5位の疾患である「肺炎」。日常的に生じる成人の肺炎のうち、4分の1から3分の1は肺炎球菌が原因と考えられています。肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。
肺炎球菌には93種類の血清型があり、定期接種で使用する「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜(きょうまく)ポリサッカライドワクチン)」は、そのうちの23種類の血清型に効果があります。この23種類の血清型は、成人がかかる重症の肺炎球菌感染症の原因の約6割を占めるという研究結果があり、肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎を予防できる可能性が高くなります。
このことから、市では高齢者を対象とした肺炎球菌の予防接種費用の助成を行っています。しかし、これまで特例措置として、65歳から100歳までの5歳刻みの年齢の人を対象に、毎年接種費用の助成を行っていましたが、特例措置期間が終わったことを受け、令和6年4月1日から対象が「65歳の人のみ」となりました。
65歳を迎える人には、4月から順次、誕生月に接種のご案内を郵送していますので、ワクチン接種を希望する人は、ご案内の内容を確認いただき、同封している接種可能な医療機関へ直接予約してください。

◆高齢者肺炎球菌予防接種
接種期間：65歳の誕生日から66歳の誕生日の前日まで
対象：次のいずれかに該当する人
(1)接種日時点で65歳の人
(2)60歳から64歳で、心臓、腎臓、呼吸器疾患、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫疾患のいずれかで身体障害者手帳1級を持っている人
※(1)は誕生月にご案内を郵送しますが、(2)は事前に申請が必要です
いずれも
助成回数：1回
※過去に23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンを接種している場合は、助成対象になりません
自己負担額：3,000円
※生活保護受給者は無料で実施します。事前に健康課へ連絡してください

このほか、肺炎球菌予防接種以外でも、予防接種のことでご不明な点や分からないことなどがありましたら、健康課までお気軽にご連絡ください。

問合せ：健康課総務係
【電話】66-1360