■食生活改善推進員として一緒に活動しませんか
食生活改善推進員とは、「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに、地域の健康づくりや食に関する正しい知識の普及啓発、食育の推進を行っているボランティア団体で、「ヘルスメイト」や「食改(しょっかい)さん」の愛称で親しまれています。「食改さん」といえば、本号に掲載している「食改さんのおすすめレシピ」でお馴染みですね。このレシピは偶数月号のみですが、市公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルにも動画投稿しています。
「食」は、生きるためだけでなく、生涯を通じて健やかに、そして心豊かに生活するために欠かせないものです。しかしながら近年、人々の価値観やライフスタイルは多様化しており、私たちの食を取り巻く環境は大きく変化しています。このような環境の変化は、成人の肥満や若年女性の過度な痩せ願望、生活習慣病や高齢者の低栄養などさまざまな課題をもたらし、これらの予防や改善のため、食の重要性が一層高まっています。
「食改さん」の活動は、子どもから高齢者まで、栄養バランスの取れた食事の大切さを啓発することをはじめ、野菜の摂取量増加や減塩などの普及啓発を行っており、地域の健康づくりのリーダーとして、今後の活躍がますます期待されています。
◆「食改さん」の主な活動の紹介
▽定例研修会
毎月1回、健康づくりに関する学習や調理実習を行い、「食」について知識や技術の向上を目指して学習しています。
▽伝達講習など
親子料理教室や男性クッキング教室などを開催するほか、広報紙に「食改さんのおすすめレシピ」を掲載(本号37ページ)しています。
▽訪問活動
みのかも健康フェスタなどイベントを中心に、塩分濃度計を使った減塩普及活動や野菜の摂取量増加の啓発活動などを行っています。
市では、9月から翌年3月までの毎月第1火曜日に、全7回コースで、食生活改善推進員の養成講座として「栄養教室」を開催します。食事の基本を学びたい、ボランティアに興味がある、健康づくりに取り組みたい人におすすめですよ。講座修了後は、食生活改善推進員として、ぜひ私たちと一緒に活動しませんか。
栄養教室について詳しくは、本号16ページをご確認ください。
問合せ:健康課成人保健係
【電話】66-1365
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