◆持続可能な健康の輪
今年の夏は、市内多くの地域で盆踊りの輪に入れていただき、皆さんと手をつないで楽しませていただきました。参加された人から「今は市民じゃありませんが、毎年、子どもを連れて盆踊りには帰ってきている」という声を聞くことができました。
盆踊りの魅力は、世代を超えた人たちが一緒になって踊ることができることではないでしょうか。「体の健康」は「心の健康」からとも言われるように世代を超えた交流には、若い人から刺激を受け、先輩たちから元気をもらうという循環があるように感じます。
話は変わりますが、「健康」は市の政策と似ていると感じることがあります。一つは、昨今よく聞かれる「持続可能な社会の実現」です。目先のことだけではなく、先々のことを考えて行動に移すことが大切だというこの考え方は、まさに体の健康も同じで、先を見据え、毎日のコツコツした努力や節制を積み重ねることで健康な生活が実現します。何歳だって遅くありません。今日の具体的な行動の一歩一歩が未来を大きく左右します。
また、防災の時に大切となる「自助、共助、公助」も健康と類似します。食事や運動、睡眠など自分自身で取り組まなければならないことも多い一方で、家族や身近な人と行動を共にすることで、より健康な環境に身を置くことができます。そして、医療機関や企業との連携や、行政のサポートを有効活用することも大切です。
私たち一人一人に合った健康への10カ条を掲げて、親子や身近な人と一緒に取り組んでみませんか。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>