[Health]「健康のまち」から

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■子宮頸(けい)がんとヒトパピローマウイルス(HPV)
子宮頸がんは、子宮の出口(頸部)に近い部分にできるがんです。若い世代の女性がかかるがんの中で多くの割合を占め、日本では毎年、約1.1万人が感染し約2,900人が亡くなっています。
その原因は、ほとんどがヒトパピローマウイルス(以下、HPVといいます)の感染であることが分かっています。HPVは、主に性交渉によって感染し、女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。感染してもほとんどの場合、ウイルスは自然消滅しますが、一部の人でがんが発症する可能性があります。そのため、「感染を防ぐこと」ががんにならないための手段といえます。
感染を防ぐためには、ワクチンを接種することが非常に有効です。現在接種することができるワクチンは、感染予防効果が12年維持される可能性があることが研究で分かっています。
市では次の人を対象に、無料で接種を受けることができますので、効果とリスクを理解した上で、ご検討ください。

●美濃加茂市でのHPVワクチン接種助成(無料対象者)
対象：次の(1)(2)のうち、接種を完了していない女性
(1)小学6年生から高校1年生相当年齢の人
(2)平成9(1997)年4月2日～平成20(2008)年4月1日生まれの人
接種回数：原則同じワクチンで2～3回
※回数と接種間隔は、ワクチンの種類や年齢などで異なります
※対象者には順次、予診票などをご案内しています。予診票を失くした場合は再発行できますので、母子健康手帳を持参し、保健センターへお越しください
※詳細は市ホームページ(本紙の二次元コード)をご覧ください
※3回の接種を完了するには約6カ月を要するため、未接種の人は1回目の接種を令和6年9月末までに開始する必要があります
※上記の要件から外れる場合、接種費用は自己負担となります。接種費用の目安は、6～10万円です(接種回数や子宮頸がんワクチンの種類などで変わります)

問合せ：健康課総務係
【電話】66-1360