4月から中学校の休日の部活動が「地域クラブ活動」に移行し始めています。この休日の部活動を外部に移行する部活動改革「部活動の地域移行」は全国の公立中学校で進められています。
「部活動の地域移行」とは一体どんなものなのでしょうか。
◆中学校のいま 部活動のいま
市内中学校の生徒数は年々減少していくことがグラフからわかります。約15年後には中学生の人数が現在の約半分にまで減少する見込みです。
〈中学校部活動の状況〉
中学校全9校 2387人(令和5年度時点)
・部活動加入者…1839人 (77%)
・未加入者…548人 (23%)
今のままの「学校部活動」を続けていくと、人数不足で多くの部活動が活動できなくなってしまう恐れがあります。
◆学校部活動が抱える課題
・専門的な指導ができる教員がいない
・チームが組めない 大会に出られない
・生徒数 部員数の減少
・やりたい部活動が学校にない 選択肢がない
◆スポーツや文化活動を未来へつなげるために
月~金曜日の平日の部活動はこれまでと同様に行われます。土日やその他の休日には部活動ではなく「地域クラブ活動」として活動します。
市では令和8年度までに今ある部活動全てを「地域クラブ活動」へと移行できればと考えています。
○令和6~7年度
月~ 金:部活動
土・日:部活動→地域クラブ(活動準備が整い次第移行)
↓
○令和8年度以降の目指す姿
月~ 金:部活動
土・日:地域クラブ活動
※平日の部活動のありかたについても検討しています。
◆関市地域クラブが目指すこと
市では学校部活動の意義を大切にし、生徒の個性の伸長を図るとともに、誰もが平等にスポーツや文化芸術などの楽しさを学び、自ら進んで生涯を通じて親しむことができる地域クラブを目指しています。
照会先:学校教育課
【電話】23-7719
<この記事についてアンケートにご協力ください。>