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自治体の皆さまへ

市長コラム 戮力協心(りくりょくきょうしん) * Vol.3

20/28

岐阜県関市

*力を合わせて心を一つに事をなす

■酷暑を乗り切りましょう!
暑い夏の真っ盛り。この暑さを何とかできないものかと誰もが思われるのでは…
世界の平均気温は上昇し、大型で強い台風や線状降水帯による豪雨被害が発生したり、猛暑や熱帯夜になる日が増えたり、気候変動を身近に実感しています。それは日本だけではなく、各国から豪雨や干ばつといった異常気象が報告され、世界共通の喫緊課題です。
市は、令和4年2月に「ゼロカーボンシティ」宣言を行い、令和5年3月に見直した「関市環境基本計画(第二期)」の重点施策に脱炭素に向けた取組を掲げました。市役所も温室効果ガスを排出する事業所であることから「省エネ最適化診断」を実施し、改善できる取組として公共施設のLED化の推進や公用車の買替時に次世代型車両にしていくなど、再生可能エネルギーの活用と、地球温暖化対策の推進を進めています。
市民の皆様にも脱炭素に向けたライフスタイルへの転換など配慮していただくことが重要です。例えば、(1)使っていない部屋の電気を消す節電などエネルギーの節約 (2)照明のLED化と窓の高断熱化など省エネ住宅へのリフォーム (3)省エネ運転や車の使用を控える (4)食品ロスの削減 (5)洋服を大切に長く着る (6)リデュース、リユース、リサイクルなど、身近で出来ることは多いのではないでしょうか。
そうした行動に努めても、成果が表れるまでには時間が掛かります。先ずは今年の酷暑対策。市では熱中症特別警戒アラートが発表されると、避難できる場所「クーリングシェルター」を市役所、地域事務所、保健センター等で開放します。特に外で仕事をされる方は、こまめな水分補給や休憩が重要な予防策です。予防策を怠らないようにして、酷暑を乗り切りましょう。

※EVバス導入。 従来のバスと比較しCO2削減率約56%

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