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まちの話題いろいろ(1)

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岐阜県養老町

■捨てればごみ、再利用して資源に
6月19日(水)に岐建株式会社より、トイレットペーパー100個を寄附いただきました。同社は福祉施設と協力し、現場事務所で発生した古紙をトイレットペーパーとして再利用する取り組みを行っており、このトイレットペーパーは令和5年度東海環状自動車道盛土工事の際に発生した古紙を再利用して作られたものです。
同社の梶田隼人さんは「地域住民の協力により、工事を順調に進めることができたので、感謝を込めて今年もトイレットペーパーを寄附しました。これに併せ、今年は上多度小学校と一緒にSDGsについて学び、トイレットペーパー300個を寄附しました」と話しました。
寄附いただいたトイレットペーパーは町内の公共施設などにおいて使用します。

■このまちの未来を創る子どもたちへ
教育環境の整備を支援するとともに町制施行70周年を記念し、株式会社アクセス(大垣市)より、企業版ふるさと納税制度を活用して200万円を寄附いただきました。同社からは令和2年から継続して寄附をしていただいています。
6月26日(水)に上田淳太郎代表取締役が川地憲元町長を訪問し、「自分の生まれたまちのためにできることを、今後も継続していきたいです。子どもたちを取り巻く環境の変化、少子化による教育や学校のあり方の見直しなど、課題が多くあると思います。このまちの未来を創っていく子どもたちの教育に役立ててください」と話しました。
いただいた寄附金は、学校施設の整備など、子どもたちの教育のために活用させていただきます。

■わたしたちの感じること、伝えたいこと
6月9日(日)に町民会館で少年の主張審査会が行われました。小学生の部は、「自慢の養老町」と題し、人口減少が問題になっていると感じる中でも地域との繋がりを深めていくことを大切にしたいという思いを発表した上多度小学校6年生の田中杏里紗さんが、中学生の部は、家族への思いや命の大切さについて触れ、失ってから気付いても遅い「かけがえのないもの」への思いを発表した東部中学校3年生の川瀨詩乃さんが最優秀賞に選ばれました。
発表者全員が、自分の感じたことや伝えたい気持ちなど、それぞれの思いを堂々と主張し、聞いている人たちの心に訴えかける素晴らしい発表でした。

■手を取り合って地域を美しく
6月24日(月)と27日(木)に大垣養老高等学校 環境科学科 2年生の生徒により、環境美化活動として宮の森公園の樹木の剪定が行われました。この活動は総合実習の授業として行われ、これまでに授業で学んだことを実践し、地域のために活かすことで地域貢献に繋げていきたいという生徒たちの思いが込められて実現しました。
同校の大石真一先生は「宮の森公園の樹木の剪定は、実践的な学習とすることができるだけでなく、加えて自分たちが普段からお世話になっている地域への貢献にも繋がる、とても有意義な取り組みだと思います。今後も町や地域と手を取り合って、地域のためになる活動を継続的に行っていきたいと思います」と話しました。

■国を守るための力添え
6月28日(金)に養老町在住で大垣養老高等学校長の西脇勝己さんが自衛官募集相談員として委嘱されました。自衛官募集相談員とは、入隊希望者への募集情報の提供や自衛隊募集行事の案内など自衛隊員の確保のために活動し、市町村長と自衛隊と地方協力本部長との連名で委嘱されます。
西脇さんは「戦争をしない世の中を作ることは、国防と教育に共通する理念だと思います。岐阜県内の高校生に国防の大切さを伝えていきたいです」と意気込みを話し、寺西竜哉自衛隊岐阜地方協力本部長は「近年、自衛隊入隊者が減ってきています。岐阜県でも多くの人に自衛隊に興味を持ってもらえるよう活躍を期待しています」と話しました。

■備えあれば憂い無し
6月9日(日)に揖斐川養老大巻水防拠点(大巻地内揖斐川右岸堤)において水防訓練を実施しました。町へ大雨洪水警報(浸水害)が発令されたという想定のもと、参加者は2つの班に分かれ、各班で土のうを作成した後、堤防に発生した漏水箇所への対応方法である「月の輪工」、堤防を越水した場合への対応方法である「積土のう工」の2工法を実施しました。また、訓練には国土交通省 中部地方整備局の協力により災害対策車両として照明車と排水ポンプ車が派遣され、展示されました。
水害発生時に迅速に対応し、町民の生命と財産を守るため、消防団員と町職員が協力して訓練に臨み、実践さながらの訓練となりました。

■名医 北尾春圃の偉業をたたえて
6月23日(日)に福源寺(室原)において、養老町北尾春圃顕彰会の主催で北尾春圃顕彰法要が行われました。北尾春圃は室原に生まれ、江戸時代の名医として知られた人物です。その腕前は「診察待ちの人々で門前に市場ができるほどであった」「仙台藩が春圃を召し抱えたいと申し出たとき、それを惜しんだ大垣藩主が多くの蔵米を与えてとどまらせた」といった逸話が残っています。また、名医であるとともに学者でもあり、11種に及ぶ書物を出版しました。
雨のため、会は福源寺の本堂内で行われ、北尾春圃の偉業をたたえるとともに、顕彰会の田中頼彦会長からの追悼の詞、参加者一同による読経や焼香、合掌により冥福を祈りました。

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