“持続可能な循環生活”が広く定着していくことを願い、地域と一体になってごみ減量へ向けた取り組みをしています。
取り組みの一環として、広幡地域自治町民会議の皆さまを対象に、2回目の「生ごみ堆肥化セミナー」を開催しました。
セミナーでは、家庭での生ごみの堆肥化処理について疑問点を話し合い、ひとつずつ確認しながらEMボカシ作りを実践しました。
Q 生ごみ堆肥は土の中の深いところに入れたらいいのでしょうか?
A 畦を切って浅いところに入れ、土とよく混ぜ、上から土を被せましょう
■EMボカシ堆肥の作り方
(1)生ごみは小さくして水分を十分に切る。(早めに処理する)
(2)EMボカシを生ごみにまんべんなくかける。(夏場は多めに)
(3)空気に触れないようにしっかりふたをして密閉する。
(4)容器の下に溜まった液(発酵液)は毎日抜く。(発酵液は1000倍に希釈することで肥料になります。また、排水口にそのまま流すことでヌメリを取ることができます)
※生ごみの形はそのまま残りますが、土と混ぜることで分解し、土となります。(夏は10日程度、冬は1カ月程度)
■EMボカシの効力
(1)生ごみなどの有機物の分解
(2)土壌微生物の活性化
(3)作物の活性化
(4)汚水の浄化
※次世代のために住みやすい地球を守っていくために、地域ぐるみで「ごみ減量」に取り組みましょう。生活と環境を考える会では、「ごみ減量」の一助となるために出前講座を行っています。
■ご報告
6月28日(金)に開催した「生ごみ減量のための町民公開講座」には95人が参加しました。
ごみが増えることによって環境破壊が進み、地球温暖化の影響による害虫の異常発生や長期的なゲリラ豪雨への対策として株元を高くする、酸性雨の影響により酸性化した土壌を中和するために石灰を散布するなど、取り巻く環境の変化に対応していくことが求められています。これ以上、地球の環境を破壊しないためにも、まず私たちと一に“自分たちでできること”を実践していきましょう。
問合せ:
生活と環境を考える会【電話】32-2386
住民環境課【電話】32-1104
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