■いつまでもお元気で 田淵渉さんが満100歳
下弓削の田淵渉さんが9月12日、めでたく満100歳の誕生日を迎えられました。
田淵さんは大正13年生まれ。昭和19年に教職に就いて以来、教育一筋に力を注がれ、誕生寺小学校長や久米南町教育長などを歴任されました。
若い頃からの趣味は、旅行と絵を描くこと。旅先で写生を楽しんだり、お子さんやお孫さんの誕生日には、季節を題材にした絵手紙を欠かさず送られていたそうです。
13日には、田淵さんが役場を訪れ、家族や町長らが長寿を祝福。田淵さんは「万感胸に満つ思いです。ありがとう」と穏やかな表情を浮かべていました。
■ブドウゼリー味わって 月本果樹園が学校給食へ寄贈
地域の産業を子どもたちに知ってもらおうと9月3日、月本果樹園の園主、月本幸常さん(上神目)が、ブドウゼリーを町内小中学校へ寄贈しました。贈られたゼリーは、シャインマスカットとピオーネの2種類、全600個。5日の給食のデザートで提供されました。
初めての試みとなったこの日、月本さんが神目小学校を訪問し、同小6年生にゼリーを贈呈。「町の特産、ブドウが生果だけでなく、加工品としても町外・県外に流通し、多くの人に楽しんでもらっていることを知ってもらうきっかけになれば」と月本さん。「子どもたちが将来の担い手になってくれたらうれしいですね」と目を細めました。
■就実大学薬学部との連携イベント 科学実験教室と健康ひろばを開催
町と就実大学薬学部(岡山市中区)が連携して、9月28日に親子で楽しめる「わくわく科学実験教室」を、29日に体の健康チェックなどができる「健康ひろば」を、それぞれ久米南町コミュニティセンターで行いました。
28日の科学実験教室には、約30人の親子が参加。学生らと一緒に、スライムやカラフルイクラ作り、振ると色が変わる水など、普段できない科学実験を楽しみました。
このイベントは、町の「つながる大学連携事業」の一環。学生が、町内の医療・介護・福祉の現状について、地域住民との交流を通じて課題などを把握し、学生自らが企画を行う事業の一つとして実施したものです。
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