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まちの話題

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岡山県久米南町

■長年学校教育の振興に尽力 木多信俊さんに瑞宝双光章
令和6年春の叙勲が4月29日に発表され、里方の木多信俊さんが、瑞宝双光章(教育功労)を受章されました。
昭和52年、教職に就かれた木多さんは、教育行政にも携わられ、津山教育事務所所長、県総合教育センター所長などを歴任。平成26年に県立誕生寺支援学校校長として定年退職されるまで37年の長きにわたり、学校教育の振興と教育行政の推進に尽力されました。
退職後は、地域活動に力を注がれ、日々、多方面でご活躍されています。「これまで多くの方々に助けていただきました。その恩送りのつもりなんですよ」との言葉に人柄がにじみます。このたびの栄えある受章、おめでとうございます。

■久米南ふるさと大使に認定 ソプラノ歌手・髙階ちひろさん
久米南町の魅力を広く全国に発信するため、神目中出身でソプラノ歌手として活躍中の髙階ちひろさん(埼玉県在住)を久米南ふるさと大使に認定しました。任期は5月1日から2年間です。
5月10日、町立小中学校の全児童・生徒約200人を招いた芸術鑑賞会を町文化センターで開き、髙階さんがオペラ「愛の妙薬」を熱演。ホールに響き渡る、美しく情熱的な歌声を披露する“先輩”の姿に、児童らは見とれていました。会に続いて行った認定式で、町長から髙階さんへ認定書が手渡されると、会場から大きな拍手が贈られました。
髙階さんは、東京藝術大学で声楽を学び、現在は藤原歌劇団へ所属。関東を中心にオペラの舞台やコンサートに出演しています。
「久米南町は、音楽の楽しさを教えてくれ、感受性を育ててくれた大切なふるさと」と髙階さん。「豊かな自然や人の温かさ、おいしい特産品の魅力を伝えていけたら」と力を込めました。

■いざというときのために 中学生が放水や心肺蘇生法を体験
久米南中学校の避難訓練に合わせ5月20日、全校生徒75人が、津山圏域消防組合中央消防署久米南分署の職員や町消防団員を講師に、防火や救命体験を行いました。
この日は、1、3年生が放水体験や水消火器の使い方を学び、2年生がAED(自動体外式除細動器)を使った心肺蘇生法を体験しました。
「いざというときには119番通報とAEDの用意など、勇気を持って行動したい」と力強く話すのは、2年の杉本丈さん。有事への備えを学ぶ貴重な体験となったようです。

■ホタルが住める環境守ろう 神目小児童がクリーン作戦
神目ほたる祭りに向けて5月10日、神目小学校の4年生13人と神目ほたるの里づくり実行委員会らが協力して、誕生寺川河川敷の清掃活動を行いました。名付けて「ホタルが気持ち良く住めるようにしよう大作戦」です。
ごみ袋と火ばさみを手に、神目コミュニティセンターを出発した児童らは、松尾橋までの対岸を含む区間を約1時間かけて清掃。拾い集めたごみを見て、ホタルと環境のつながり、保全することの大切さを学びました。

■目指せ収穫1000本 弓削小でキュウリを定植
小さな生産者のキュウリ栽培が今年もスタート。弓削小学校の3,4年生18人が5月17日、校内の畑でキュウリの定植作業を行いました。これは、JA晴れの国岡山久米南キュウリ部会(志部健一部会長)の協力のもと、毎年行っている食育教育の一環。児童たちは、同部会員から植え方を教わりながら、計22本の苗を1つずつ丁寧に植えていきました。
4年の服部悠莉さんは「今年もおいしいキュウリを育てたい」とにっこり。収穫した一部は、JA晴れの国岡山を通じて市場へ出荷することとしており、児童たちは1000本の収穫量を目指して、毎日の水やりや草取りなどの作業に励みます。

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