お家の問題は早めの対応が功を奏します。今回は、空き家発生前後の対応の基本的な流れを説明します。これを機会に、あなたのお家のことを考えてみませんか。
不明なことがあれば、先月号でお知らせした無料相談会や無料電話相談(電話086-206-5581)をご活用ください。専門家がアドバイスをしますので、お気軽にご相談ください。
また、町が作成した「空き家管理話し合いガイドブック『うちの家、どうする?』」も、とても参考になります。ぜひご覧ください。
◆今できること
誰が住むのか。管理や相続、農地・山林なども含めて、お家の将来や相続のことを家族で考えてみましょう。
◆事前の対策
▽不動産情報を整理しましょう
あなたは、お家の不動産をきちんと把握していますか。登記簿や名寄帳などで物件数を把握するとともに、あわせて境界もご確認ください。
また、4月から相続登記が義務化されました。相続登記ができていないと、取引が難しい場合があります。
▽思いを形にしましょう
遺言書を作成していると、手続きが容易になります。また、万が一に備えて、不動産情報や家族に伝えておきたいことを記したエンディングノートの作成もおすすめです。
◆空き家になったら
▽管理しよう
保有や売却を問わず、適正な管理が一番重要。特に、草木の手入れや家の換気が大事。
▽利活用しよう
空き家バンクなどを活用して、新たな活用者を探す。まずは情報発信が大事。
▽除却しよう
危険な家屋は除却して、さら地として売却。売却が難しい場合は「相続土地国庫帰属制度」を検討してみては。
当コーナーの内容のお問い合わせは、産業振興課(【電話】728-2134)まで。
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