みんな笑顔で声かけて 健康仲間をふやすまち
■「共に生き ともに歩もう 認知症」9月21日は世界アルツハイマーデー
▽認知症とは…
認知症は、さまざまな原因で記憶や思考などの脳の機能が正常に働かなくなり、慢性的に日常生活に支障をきたしている状態をいいます。
いくつかのタイプがあり、最も多いのが「アルツハイマー型認知症」です。
認知症は、高齢者に限らず、誰にでも起こる可能性があります。早期に発見して、適切な治療や対処をすれば、その人らしい充実した暮らしを長く続けることができます。
▽新しい認知症観を持とう
「認知症だと何もわからない、できなくなる」「おかしな言動で周りが困る」「本人ではなく、周囲が決断する」という古い認知症観は捨てましょう。
認知症になっても、それは本人のほんの一部分にすぎません。認知症でも本人は本人です。わかること・できることは豊富にあります。本人のわかること・できることを奪わないでください。大切な決め事は、本人が決められるように、周りの人は支援をお願いします。
認知症というバリアの中で、本人が一番困っています。本人の困っていることへの温かな支援をお願いします。
■9月10日~16日は自殺予防週間「ひとりで悩んでいるあなたへ 知らせてほしい、心のSOS」
もしあなたが何か不安に思ったり、悩んでいたり、生きづらさを感じるようなこころの悩みを抱えているのであれば、その悩みを誰かに相談してみませんか。
町では「心および認知症相談」を実施しているほか、役場開庁時は、保健師が随時相談に応じます。
また、岡山県では、電話相談事業「こころの健康相談」を実施しており、厚生労働省ウェブサイトでは、各機関の電話相談やSNSでの相談窓口を案内しています。
▽心および認知症相談(久米南町)
「疲れやすくて眠れない」「お酒の問題で困る」「イライラする」「認知症かもしれない」といった相談に専門の医師が応じます。
本人だけではなく、家族の人でも相談できます。相談を希望する人は、役場保健師にご連絡ください。
実施日:偶数月第1火曜日の午後
▽こころの健康相談(岡山県)
【電話】086-201-0828
相談日時:月~金曜日(祝日・年末年始は除く)午前9時30分~正午/午後1時~4時
▽まもろうよこころ(厚労省)
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。
問合せ:保健福祉課
【電話】728-2047
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