皆さん“フレイル”という言葉をご存じでしょうか?
年齢を重ねることにより、心と体のはたらきが弱くなってきた状態のことを“フレイル”といいます。
フレイルの状態をそのままにしておくと心身の機能がさらに低下して健康障害を招きやすくなります。
高齢者の健康づくりは、心身の変化に対応して生活習慣の改善に取り組むことが大切です。
フレイルを予防し、健康寿命の延伸を目指しましょう。
■日々の暮らしぶり フレイルチェック☑
あなたの現在の健康状態はいかがですか?
いくつかの項目をみることで、フレイル状態の有無を確認することができます。
国立長寿医療研究センター 日本版フレイル基準(改定J-CHS基準)一部改変
チェックが
3つ以上…フレイルの可能性が高いです
1~2つ…フレイル予備軍の可能性があります
※あくまでも目安ですので参考程度としてください。
■フレイルを予防するには
▽栄養(食・口腔機能)
・バランスの良い食事口腔機能の維持!
毎日の食事には筋肉のもととなる魚、肉、卵、大豆製品や、骨を強くする牛乳、乳製品を多くとりましょう。よく噛むことも重要です。
▽社会参加(就労・趣味・ボランティアなど)
・お友達とおしゃべりや食事をいつも前向きな気持ちで!
特に社会参加の機会が低下するとフレイルの最初の入り口になりやすいことが分かってきました。地域のボランティア活動に積極的に参加したり、趣味のクラブに入会したり、自分に合った活動を見付けることが大切です。
▽運動(身体活動・運動など)
・しっかり、たっぷり歩く筋トレも!
ちょっとした少しの運動でも継続して行うことで死亡リスクを下げることができます。筋力の低下を防ぐことで、転倒・骨折で寝たきりになるリスクも軽減されます。
運動、栄養改善、口腔ケア、社会参加などに取り組むことが重要になります。
市では、フレイルを予防するためにさまざまな取り組みを行っています。皆さんも一緒に取り組んでみませんか?
問合せ:2階、地域包括支援センター
【電話】62-9552
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