食品ロスとは、食べ残し、売れ残りや期限が近いなどの理由で、本来食べられるにも関わらず捨てられてしまう食品のことです。
■食品ロスの現状を知りましょう
日本では、年間472万トンもの食品が捨てられています。これは、大型トラック1290台分、国民一人一人がおにぎり1個分(103g)の食材を、毎日捨てていることに相当する量です。
その一方で、国内では9人に1人の子どもが貧困に苦しんでいると言われています。
日ごろの食事の仕方や買い物の仕方を見直して、食品ロスを減らしましょう!
■今日から実践!家庭でできること
▽必要な量だけ購入
献立を立ててから買い物をする、計画的な買い物をすることが大切です。
▽期限に目を配る
表示されている期限の見方を正しく理解しましょう。「賞味期限」は美味しく食べることができる期限、「消費期限」は安全に食べることができる期限です。
▽保存方法を見直す
適切な方法で保存すれば、食材を美味しく食べられる期間を延ばすことができます。
▽食べ残さない
作り過ぎに注意し、食べ残しが出ないように工夫しましょう。
▽食品ロス削減レシピに挑戦
食材の使い切りや料理のリメイクに関するメニューが紹介されています。
▽フードバンク・フードドライブ事業を利用
食べきれない食材をフードバンク・フードドライブに寄付することで、困っている人のために役立てることができます。井原市では、井原おもいやりネットワーク(井原市総合福祉センター内【電話】62-1484)が実施しています。
■「ローリングストック法」を知っていますか?
普段から少し多めに食材や加工品を買っておき、古いものから順に使って、減った分だけ買い足すことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法を「ローリングストック法」と言います。この考え方を日々の暮らしの中に取り入れることで、災害などもしもの時にも備えつつ、食品の無駄を減らすことができます。
問合せ:2階、環境企画課
【電話】62-9515
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