5月19日から、引き続き市政を担わせていただくこととなりました。改めて、その重責に身の引き締まる思いです。
今期にあたり、「みらいに向かう持続可能なまちづくり」を大きなテーマとして、5つの政策を掲げております。
近年頻発する豪雨災害や南海トラフ巨大地震に備えたライフラインの耐震化、浸水対策、避難計画策定、防災訓練実施など災害に備えるまちづくり。安心して、結婚・妊娠・出産・子育てできるまちづくり。住み慣れた地域で健康で充実した生活を送れる健康長寿のまちづくり。G7サミット大臣会合を2回連続開催したまち・国内有数のものづくりのまちとして世界に誇れる文化・産業のまちづくり。そして、ゼロカーボンシティへの取り組みや都市機能の向上、公共施設の再編整備など、未来を見据えたまちづくり。これらの政策に全力で取り組んでまいります。
今後とも、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
倉敷市長 伊藤香織
■災害に備えるまちづくり
・地区防災計画や個別避難計画の策定促進
・防災教育の充実による家庭や地域での避難体制の強化や、防災訓練の充実
・排水機場の能力向上や、用水路の事前放流・田んぼダムの設置などによる浸水対策の強化
・水道や下水道、住宅の耐震化推進
■子育てするなら倉敷でと言われるまちづくり
・妊娠期からの切れ目ない伴走型支援体制の充実
・待機児童対策や子どもが健やかに成長できる環境の充実
・DXを活用した学力向上支援(AI機能搭載の学習支援ソフトの導入)
・教育環境の充実(義務教育学校の設置、学校施設の長寿命化やトイレの洋式化)
■温(ぬく)もりあふれる健康長寿のまちづくり
・スポーツの推進による健康づくり、生活習慣病やフレイルの予防
・医療・介護体制の充実
・認知症の人と共に生きる地域づくりの推進
・複合的な課題を抱える世帯への支援充実
■世界に誇れる文化・産業のまちづくり
・MICE誘致による文化のまち倉敷への来訪者増加と地域の稼ぐ機会の創出
・国際的な産業競争力を高めるカーボンニュートラルコンビナートの推進
・地域産業の競争力強化を図り、その特色や強みを活(い)かして地元就職を促進
・米粉利用の普及促進による地元産米の消費拡大や、地産地消の推進
■みらいを見据えたまちづくり
・ゼロカーボンシティへの取り組み(CO2削減と災害にも強いEV・太陽光発電・蓄電池の導入促進、公共施設のZEB化)
・倉敷市公式アプリを活用した行政サービス充実(情報発信の強化、手続きのオンライン化)
・都市機能の向上(幹線道路整備の推進、交通政策の充実、鉄道高架を見据えた倉敷駅周辺の整備推進など)
・行財政改革の推進(公共施設個別計画の推進、ふるさと納税の推進、負債削減)
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