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自治体の皆さまへ

梅毒が急増していることを知っていますか

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岡山県倉敷市

~梅毒は性的接触があれば、誰でも感染する可能性がある感染症です~
梅毒は、梅毒トレポネーマという病原体が引き起こす感染症です。梅毒トレポネーマは、精液、膣分泌液、傷口からの浸出液などの体液に含まれており、それらが性的接触やキスにより、口や性器などの粘膜や皮膚に触れることで感染します。また、一度治っても再び感染するため、コンドームの着用などの感染予防が大切です。

■梅毒の患者が急増
梅毒は昔の病気と思われがちですが、平成29年ごろから全国で患者数が急増し、令和5年は過去最多となりました。5年の岡山県内の人口100万人当たり報告数は全国ワースト4位で、男性は20歳代から50歳代、女性は20歳代が多くを占めています。なお、6年は昨年を上回るスピードで報告がされています。

■妊娠中の梅毒感染は特に危険
妊娠している人が梅毒に感染すると、胎盤を通じて胎児にも感染し、死産や早産、生まれてくる子どもが神経や骨に異常を来すことがあります。生まれた時に症状がなくても、遅れて症状が出ることもあるので注意が必要です。

■梅毒の感染を見つけるためには、早めの検査が重要
梅毒に感染すると、感染した部位に小豆大のしこりができ、気付かずにいると全身に赤い小さな発疹が出現します。このような症状がある場合には、早めに医療機関を受診しましょう。感染しているか不安な場合は、保健所でも梅毒検査を受けることができます。詳しくは、市ホームページで確認するか、エイズホットライン【電話】434-9099へ気軽に問い合わせてください。

問合せ:市保健所保健課
【電話】434-9810

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