今年1月に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」で、9月21日は「認知症の日」、9月は「認知症月間」と定められました。人ごとではなく、自分ごととして認知症について考えてみませんか。
■認知症とは
さまざまな原因で脳の働きが悪くなり、記憶力や判断力などの認知機能が低下することで、日常生活に支障が出ている状態をいいます。65歳未満で発症する若年性認知症もあり、誰もがなり得るものです。
■本庁1階展示ホールでイベントを開催
日頃の困りごとや体験などを話してみませんか。おしゃべり会では、認知症について学び、地域でボランティア活動をしている「認知症マイスター」や、介護経験のある家族と気軽におしゃべりできます。無料。申し込み不要
◇知ろう、学ぼう、認知症のコト
日時:9月17日(火)~26日(木)
内容:認知症の症状の説明、つどいの場の紹介、作品展示など
◇誰でもなんでもカフェ
日時:9月20日(金)10時~12時
内容:おしゃべり会、ボードゲーム体験
◇チームオレンジ拠点「出張ちょこっと亭」
日時:9月24日(火)13時半~15時半
内容:おしゃべり会、手作りゲーム体験、簡単な手作り体験
その他のイベント・講演情報は本紙の二次元コードを参照してください。
■認知症の人が地域で参加できる場があります
認知症の人や家族が気持ちを相談できる場や、仲間とつながり、集まれる場が身近にあります。開催日や参加費・申込方法など詳しくは、問い合わせを。
◇認知症カフェ
認知症の人と家族、地域の人など、誰でも気軽に集えてつながることができる場で、市内に26カ所あります。
◇本人ミーティング
認知症の診断を受けた人同士で自分の体験や思いなどを語り合う場。家族同士の交流会もあります。年6回程度開催
■自分や家族に認知症の不安がある場合は早めの相談を
早期に気付き、対応することで、症状を和らげたり、その後の進行を遅らせたりすることが期待できます。受診を考えている人は、まずはかかりつけ医に相談しましょう。かかりつけ医がいない人は、市ホームページの医療機関一覧を参考にしてください。居住地域を担当する高齢者支援センターも相談を受け付けています。一覧は市ホームページで確認できます。
◇受診に関すること
本紙の二次元コードを参照してください。
(認知症サポート医などが所属する医療機関一覧)
◇高齢者支援センター一覧
本紙の二次元コードを参照してください。
■「認知症サポーター」になりませんか?
認知症サポーターとは、認知症について学び、地域や職場で認知症の人や家族を応援する人です。市では定期的に養成講座を開催している他、出前講座も行っています。地域・職場・学校などで開催を希望する団体は問い合わせを。
問合せ:本庁地域包括ケア推進室
【電話】426-3417
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