■結核を「0(ゼロ)に」早めに見つけて、早めに治そう!9月24日~30日は結核予防週間
結核は昔の病気と思われがちですが、市では今も年間約50人が新たに結核と診断され、治療を受けています。結核菌に感染しても、免疫力により8~9割の人は発病しませんが、結核菌は数十年、体内で眠り続け、免疫低下などの発病の機会を待つしぶとい強さがあります。近年の新規患者の多くは70歳以上の高齢者で、加齢や病気などで体の抵抗力が弱っている人は注意が必要です。
◇結核の症状
肺結核の症状は咳やたん、微熱、体のだるさなど風邪とよく似ていますが、高齢者は症状が出ないこともあります。症状が2週間以上続く場合や、食欲が落ちた、元気がないなど、いつもと様子が違うと感じたときは早めに受診しましょう。
◇早期発見のため年1回は胸部レントゲン検診を受けましょう
早期に発見できると、重症化を防ぎ、周囲への感染を防ぐことができます。市では、40歳以上の人を対象に胸部レントゲン検診を実施しています。日程など詳しくは「倉敷けんしんガイド」で確認してください。また、精密検査が必要な場合は必ず受診しましょう。
◇結核を予防するには
健康的な生活が免疫力を高め、結核の予防につながります。
・適度な運動をする
・十分な睡眠をとる
・バランスの良い食事を心掛ける
・禁煙する
◇子どもの結核予防
BCG接種は子どもの結核予防に有効です。抵抗力の弱い乳児は、感染すると重症化する可能性があります。生後1歳までにBCGの定期接種を受けましょう。
参考:結核の常識2023(結核予防会)
問合せ:市保健所保健課感染症係
【電話】434-9810
■くらしき健康応援団講座~お一人様からOK講座「毎日がトレーニング~効率的ながら運動」の受講者募集
少人数や1人でも受講できるので、気軽に申し込んでください。詳しくは、市ホームページで確認を。
※おおむね10人以上のグループ・団体などは、「くらしき健康応援団講座~出前講座」を活用してください。
日時:9月20日(金)10時~11時半
場所:くらしき健康福祉プラザ
対象:市内在住・通勤・通学の人
内容:運動についての講話、家でできる運動体験、測定体験(足圧測定。9時半~10時)
定員:先着25人
申込方法:9月13日(金)までに電話で。託児を希望する人は申し込み時に申し出を。
問合せ:市保健所健康づくり課健康管理係
【電話】434-9820
■難病医療リハビリ相談会の参加者募集
日時:9月30日(月)13時半~16時
場所:市保健所
内容:医師などによる個別相談
対象:市内在住の、神経・筋系疾患の難病患者と家族
申込方法:9月13日(金)までに電話で。介助・車いすなどを希望する人は申し込み時に申し出を。
問合せ:市保健所保健課保健医療係
【電話】434-9812
■妊婦歯科健康診査
おやこ健康手帳と同時に妊婦歯科健康診査依頼票を交付しています。できるだけ体調が安定している時期に受診してください。無料
対象:市内在住の妊婦
問合せ:
市保健所健康づくり課【電話】434-9868
倉敷【電話】434-9822・児島【電話】473-4371・玉島【電話】522-8113・水島【電話】446-1115・真備【電話】698-5111の各保健推進室
■歯科医による歯科訪問健康診査
対象:市内在住で、疾病や障がいにより歯科医院への通院が困難な在宅療養者であり、訪問による歯科健康診査ができる人。家族の立ち会いが必要
料金:無料
問合せ:倉敷歯科医師会
【電話】422-2122
■野犬の捕獲に協力してください
保健所では野犬を捕獲するため、地域の協力により、餌を仕掛けたおりで捕獲しています。捕獲おり以外の場所で餌を与えると、捕獲おりに入らなくなるので餌をやらないよう協力をお願いします。
◇保護した野犬を新しい飼い主に譲渡しています
保健所では収容した犬の譲渡を推進しており、ボランティアと協力しながら全国の希望者に譲渡しています。ここ数年、殺処分0(ゼロ)を達成しています。
問合せ:市保健所生活衛生課動物管理係
【電話】434-9829
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