■2023年Instagram
「いいね」ランキングTOP5!
1位:へそナリエ
2位:加茂川ふるさと交流プラザ
3位:加茂大祭
4位:鬼伝祭
5位:宇甘渓休憩所
フォロワー数:1427(2024.1.19時点)
「次の目標1600」目指して頑張ります!
こんにちは、須山です。今回は、観光協会Instagramで2023年に行った100を超える投稿の中から、皆さまに「いいね」をいただいた数が多かった投稿をランキングにしてみました!ランキングを見ると、各シーズンの町の名物・旬が上位に来ているようですね。フォロワーの約35%が岡山市の方で、旬のマスカットの写真を掲載していた「加茂川ふるさと交流プラザ」に関心を持ってくださったようです。ちなみに、倉敷市の方も約20%を占めていて、フォロワーの半数以上が県南在住のようです。これまでに重ねてきた投稿から、町外の方により関心を持っていただけるよう、今後も情報の発信・分析に取り組んでいきます!
■“くさぎ菜”は平安時代には食べられていた?!
くさぎ菜のかけめしの主役「クサギ」を深掘り!!
こんにちは、六反です。今回は、私がワクワクした話をご紹介します。「くさぎ菜のかけめし」はいつ頃から食され、なぜこの手間のかかる「クサギ」を食材にしたのかなど、書承の記録がなく、未だに不明な点があります。そこで、WEBや本で調べていると、(一社)和ハーブ協会発行の『和ハーブ図鑑』に面白い説がありました。それは、和ハーブとして紹介された「クサギ」の説明の中で、岡山県北部の食文化として「クサギナ飯」を紹介しており、そしてそのレシピが、遠く離れた宮崎県の椎葉村でも、ほぼ同じレシピで「クサギナ飯」という同名の郷土料理があるというものです。その理由として、宮崎県椎葉村には平家の落人伝説があり、岡山県に住んでいた平家一門の人々が持ち込んだものではないかと記してあります。つまり、この説が正しければ、吉備中央町の「くさぎ菜のかけめし」は平安時代から食べられていたことになり、100年フードを超えて800年以上フードかもしれないということになります。なんと、びっくり!この説は、もっと詳しく調べなければと思っています。この本には、他にも「クサギ」の果実を煮出すと、天然由来の貴重な緑がかった空色が出ること、また、萼がくからは灰色の染料が取れることも記載されていました。染色の話は町内の方から伺ったことがあったのですが、藍に次ぐ綺麗な青色になると聞いていたので、いつか染色もしてみたいです。「クサギ」探求の旅はまだ続きそうです。
参考『和ハーブ図鑑』
古谷暢基/平川美鶴
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