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自治体の皆さまへ

町長室からこんにちは ーシリーズ49ー

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岡山県奈義町

■共進地視察から
先月1月16日・17日と茨城県境町にALT英語指導助手を用いた「全ての子どもが英語を話せる町へ」の取り組みを視察してきました。
子育て支援も日本一を目指されて、住宅施策から雇用を生む地方創生事業、ふるさと納税の取り組み、子育て支援の取り組みを積極的かつスピーディーに取り組まれています。町のパンフレットを見ると、都心に通える子育ての楽園、先進英語教育と「貰える住宅」のコピーが目に入ります。境町の移住施策は(1)子育て支援(2)教育(3)住居(4)雇用をセットで考えられており、子育て支援は生まれる前から大学生の奨学金補助まで切れ目のない支援が行われています。
奈義町では、花房町政の時から働く所、住む所、そして子育て支援の3つの柱で進められてきましたが、現在はこれらに加え「魅力ある教育」を掲げ4本の柱で、町づくりを進めています。魅力ある教育では、これまで演劇的手法を用いた平田(ひらた)オリザ先生や菅原直樹(すがわらなおき)さんによるコミュニケーション能力の育成が進められてきましたが、これに加え次年度から、町では英語を用いたコミュニケーション能力の向上を図って参ります。
世界で英語圏人口は15億人。約21%の方とコミュニケーションがとれることになります。日本語の1.25億人(約2%)から大幅に世界は広がります。子どもたち、町の将来のためにも国際感覚を育みましょう。
境町では、保育園から中学校まで身近にALT英語指導助手がついて指導に当たられます。ALTは保育園では、英語で保育に従事する立派な保育士さんです。日本人の保育士さんとも連携よく園児は英語でのゲームを楽しんでいました。小学校6年生の授業は英語で進められています。ALTが授業を進め担任の先生が気になる生徒のもとを訪ね成果を確認していきます。中学校1年生では意見を英語で伝えられるよう教科担任の先生とともに取り組んでいました。まさに英会話が活かされています。
奈義町は、コミュニケーションや異文化・国際理解が進められるよう英語教育などの魅力ある教育と特色ある教育を充実させ、高齢者を支える安心安全の町づくりを進めています。今回の視察で、将来の奈義町を想像することができました。これからもワンチームとなって取り組んで参りましょう。

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