岡山城の見所やあまり知られていない豆知識など、幅広くご紹介します。
「われらが守る岡山城はすごいんじゃ!」
▽私が紹介します!
学芸員 原田さん
■全国でも珍しい不等辺五角形の天守台
天守の石垣や1階の平面が左右非対称の不等辺五角形をしているのも特徴。土台となった地盤にあわせたためといわれています。リニューアル後のロゴにも不等辺五角形が使われているので要チェック!
■烏城(うじょう)と呼ばれる漆黒の天守
外壁は黒塗りの下見板で覆われていることから、烏城(うじょう)と呼ばれている岡山城天守。築城400年で改修された金鯱瓦(きんしゃちがわら)とのコントラストも必見!最上階からは岡山後楽園や街並みが一望できます。
■天守で光り輝く金の桃瓦
留蓋(とめぶた)という雨漏り防止用の瓦で、邪気を払う縁起物として金鯱とともに天守を守る桃瓦。岡山城天守には金色の桃瓦が8個あり、天守の中からは4つ見ることができます。
■岡山城は石垣の博物館!?
写真は宇喜多秀家時代の高石垣。関ヶ原の戦い前では全国で最も高い石垣の1つ。このほか、小早川秀秋時代や池田忠雄時代など、さまざまな石垣を一度に見ることができます。
※詳細は本紙P.4~5をご覧ください。
▽岡山の歴史
宇喜多直家が旭川の流域にあった岡山の丘を中心とした地域を手に入れて本拠地としたのが始まり。直家の死後、秀家は天下人秀吉の身内にふさわしい城として岡山城を築城。その後、小早川秀秋、池田氏により城と城下町が拡張された。
▽映える「天守スイーツ」!
岡山城天守にある「烏城カフェ」は、岡山の旬のフルーツや食材を使ったメニューが評判。宇喜多家と岡山城にちなんだスイーツも人気を集めています。
「お城パフェ」1,500円、「宇喜多家パフェ」1,100円
■岡山城で待っとるよ!
◆岡山城天守/観覧時間
9時~17時30分(最終入場17時)
※イベント開催時は変更の場合あり
※定休日:12/29~31
◆利用料金
※団体料金は20人以上※未就学児は無料
※詳細は「岡山城公式サイト」をご確認ください
「晴れっ子いいね!パスポート」で小学生は入場無料に!
■岡山のまちはここから始まった
岡山城には、まちの名前の由来が隠されておる。実は昔、ここには「岡山」という名前の丘があったんじゃ。石垣の土台になっている大きな岩が「岡山」の一部じゃ!だからこのまちは岡山というんじゃ。
■「戦国 宇喜多家を顕彰する会」を設立!県内全市町村も協力!
岡山城リニューアルを機に、戦国宇喜多家の人物像を新たな視点で描いた大河ドラマを誘致することを目的に、昨年11月に「戦国宇喜多家を顕彰する会」を発足。チーフアドバイザーに歴史学者の磯田道史さんを迎え、地元団体や、八丈町(東京都)、金沢市(石川県)などゆかりの市町とも協力して、先人たちの魅力を発信していきます。また、今年4月には「戦国宇喜多家の大河ドラマ誘致を応援する自治体の会」も発足し、県内の全市町村がこの活動に参画しています。
■「宇喜多大河ドラマプロジェクト」もスタート
◆ロゴマークが完成
「わしらも大河になりたいが!」のロゴマーク、何かの形に似ていませんか(ヒントは本紙4ページの記事)。このロゴをアイコンに、今後は岡山城をはじめ、市内や県外のイベント会場でも、岡山城と宇喜多家をPRしていきます。
◆署名活動もスタート!
10月12日(土)10時から、「集え!岡山城」イベントにて大河ドラマ要望署名活動を開始します。紙での署名のほか、ウェブでの署名も実施。詳細は岡山城公式HPをチェック!皆さんもぜひ署名にご協力ください!
「署名は10月12日からスタート!」
※詳細は本紙P.4~5をご覧ください。
「われらの絵本も見てなぁー!」
「市内の図書館・公民館に置いとんじゃ」
問合せ:観光振興課
【電話】086-803-1332
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