■今月のテーマ 村の健診ってどうなっとん?~知ろう!受けよう!自分のために~
5月は毎年、総合健診が実施される月です。健診の大切さを改めて考えながら、自分はどこで何が検査できるのか確認してみましょう。
▼健康診断(健診)に対してどのようなイメージをお持ちですか?
「お知らせが届くから」「会社に言われるから」「健康だから受けなくても大丈夫」「病気が見つかるのが怖い」などさまざまな意見があると思います。健診を受けたから絶対病気にならないとは限りませんし、毎年健診を受けていても、病気を発症してしまうこともあります。
しかし、自分がしたい暮らしを続けるためにも、「健康」でいることはとても大切です。「健診」は、年1回、自分自身の体の状態を知り、健康でいるための点検です。特に40~74歳までは、色々な病気が出てくる年齢になるため、より「健診」が大切になってきます。
▼「特定健診」どのくらい受けている?
西粟倉村では40~74歳までの国民健康保険加入者で健診を受けられている方の割合が高く、その数字は令和4年度でみると岡山県下で1番高くなっています。(村の健診を受けられた方、人間ドックや職場健診を受けられた方、医療機関通院中で血液検査を行っており情報提供してくださっている方を含む。)
▼特定健診受診率(国民健康保険加入者)
▼健診を受けるとこんないいことがあります
▽村民
がん検診で病気が見つかったけど、早期発見だったため、治療後は元の生活を送れている。(村民の方より)
▽村職員
健診で病気が見つかったとしても早期発見治療ができるから、治療費がおさえられる!(村職員)(生活習慣の見直しで治療(服薬)せずとも改善する人もいる)
▽村職員
健診を受け、その結果から村が実施している「健康講座」につながり、生活習慣を見直し健康な生活を送ることができている人や、講座に参加している方は、状態の悪化はなく、現状維持または改善されています。「日々健康を意識するきっかけとなった。」という声もあります。
▼西粟倉村の健診の流れって?
3月中旬:健診の希望調査…健診をどこで受けるか調査
5月上旬:希望調査した内容をもとに案内と健診問診票を送付
5月下旬:村の集団健診(がん検診)
7月上旬:健診結果の送付
▼特定健診とは
40歳以上75歳未満の被保険者・被扶養者が対象。
生活習慣病予防のためにメタボリックシンドロームに着目した生活習慣病のリスクを早期に発見する「健診」です。
検査の内容:血液検査、血圧測定、尿検査、身体測定、心電図、問診・診察
※メタボリックシンドローム…お腹周りの内臓に脂肪が蓄積した「内臓脂肪型肥満」に「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中等になりやすい病態
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