▼あなたはどの健診??
~ちょっと、複雑な「基本健康調査」「特定健診」「高齢者健診」の違いを確認してみましょう~
※その他の検診は本紙20ページの一覧でご確認ください
▼「健診」を受けた後、そのままになっていませんか?
村では健診を受けた後の支援を行っています。生きるを楽しむためにもぜひ活用ください。
▽特定保健指導
生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が期待できる方に対して、保健師、管理栄養士などが健診結果と健康面での困りごとなどをもとに、食事や運動、生活習慣などのアドバイスを行います。
▽健康講座
栄養士・歯科衛生士・運動指導士の専門の先生が個別にアドバイスをし、健康に向けてサポートします。
▽健診結果相談会
健診結果の見方や生活習慣の相談ができます。人間ドックや職場健診、他の医療機関で受けた方、国民健康保険以外の方も来られています。
▼西粟倉診療所より
▽健康診断はなぜ必要?
例えば、「30年間タバコを続けている」「毎日晩酌をしている」「血圧が高いと言われた」「間食が多い」人がいたとします。こういう場合には『生活習慣病』が隠れていることがあります。初期は特に自覚症状がないことが多いです。しかし、放っておくと癌や脳血管疾患(脳出血・脳梗塞など)、心疾患(狭心症・心筋梗塞など)を発症するかもしれません。そのため、定期的に健診を受けて自分自身の健康状態を常に正しく把握することが、病気の早期発見・早期治療に繋がります。
健診は健康なうちに受診してこそ意味があります。「自分は大丈夫」と思っていても、少しずつ身体に負荷がかかっているかもしれません。自分の健康と、大切な人の健康のために、ぜひ受診を考えてみてください。
▽診療所では生活習慣病を見つけるための検査が可能です~
動脈硬化指数(血管年齢)測定:腕や足にマンシェット(血圧を測るときに腕に巻くもの)を巻き測定します。所要時間は10分程度。血管がどの程度ダメージを受けているか調べることができます。
健康相談:健診結果の相談や、身体の困りごとの相談に応じます。
▼まとめ
今年から広報担当になった川上です。初めての特集が「健診」でわからないことが多かったのですが、調べる中で保険の種類やそれによって受けられる健診が違うことなど学びました。こういった仕組みが「どうなっとん?」と思われているみなさんの理解を深めていただくきっかけになり、「健診に行ってみよう」につながるとうれしく思います。
私自身も、西粟倉村に入庁する前の健康診断で「少しダイエットした方が良い」と指摘され自分の体について知ることができました。このように自分の体の異変には気づきにくく、健診を受けることで知ることができます。
今年の村の健診の日程は本紙20ページに掲載しています。
自分の健康状態を知り、改善・維持するために健診はとても大切です。みなさん、ぜひ「健診」に行きましょう。
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