■糖尿病の重症化を防ぐためにも健診を受けましょう!
高梁市の令和4年度、国民健康保険被保険者の医療費では1位が慢性腎臓病(人工透析あり)、2位が糖尿病となっています。また、特定健康診査の結果から、空腹時血糖値、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)ともに国・県平均よりも高くなっています。
血糖値の高い状態が続き重症化すると失明(網膜症)、しびれ(神経障害)、人工透析(腎不全)、動脈硬化などの合併症を引き起こします。血糖値の上昇は、すい臓から分泌されるインスリンの働きが悪くなることで起こり、食べすぎや肥満、運動不足、ストレスが大きく関わっています。
そこで市では、特定健康診査の結果、糖尿病の重症化予防と新規透析導入患者数の抑制を目的に重症化リスクの高い人を対象に保健師、管理栄養士が訪問し受診勧奨や保健指導などを行っています。
自身の生活習慣病の早期発見のため、また家族のためにも、1年に1度、健診を受診しましょう。
また、再検査や精密検査となった場合は、放置したことによる症状悪化がないよう早期に受診し、生活習慣病の重症化を防ぎましょう。
◇検診期間
・集団(地区で受ける)検診…11月24日(日)
高梁市役所(予約が必要です)
・医療機関検診…令和7年2月28日(金)まで
※健診の詳しい日程などは令和6年度検診ガイドブックをご覧ください。
■ちゃり飯2024×高梁市交流・連携のまちづくりプロジェクトチーム サイクリングなどの運動時におすすめ「手軽に補給食!鶏肉入りいなり寿司」をご紹介!
ちゃり飯2024とは「サイクリストが手軽に、そして食べたくなる補給食企画」です。
今回はサイクリングなど運動時に食べやすいさっぱり補給食をご紹介します。
いなり寿司は、エネルギーとなる糖質と、筋肉の材料となるたんぱく質を補給することができます。また、糖質は疲労回復、たんぱく質は運動後の筋肉修復にも関わります。
今回は運動の合間でも、持ちやすく、口に入れやすいスティック型にしました。
酢飯でさっぱり、食べやすくなっていますので、皆さんぜひ一度作られてみてはいかがでしょうか。
◆鶏肉入りいなり寿司
◇材料(5個分)
米…75g
(A)合わせ酢
砂糖…11g
酢…12cc
食塩…0.7g
鶏もも肉(こま切れ)…30g
ごぼう…10g
にんじん…10g
しめじ…10g
(B)
砂糖…3g
濃口しょうゆ…小さじ1
水…80cc
白炒りゴマ…1g
味つけいなり用あげ(四角)…5枚
三つ葉…5本
◇作り方
(1) 米は洗い、分量の水を入れ、30分以上おいて炊く。
(2)
(A)の合わせ酢を弱火にかけ、沸騰させないよう砂糖と塩を煮溶かす。
(1)のご飯が炊けたら、合わせ酢を加えて酢飯をつくる。
(3)
ごぼうはささがきにしてアクぬきをする。
にんじんはみじん切りにする。
しめじは石づきをとってほぐし、粗刻みにする。
(4) 鍋に鶏もも肉と(3)を入れ、(B)で炊く。
(5) (2)の酢飯に、炊けた(4)と白炒りゴマを混ぜ合わせる。
(6) 味つけいなり用あげは、長い一辺を残して、両側の2辺に切込みを入れて開く。
(7) 開いた(6)の上に、棒状にした(5)をのせて巻く。
(8) サッと茹でた三つ葉で、(7)を巻く。
(栄養価 1個分)
※「味つけいなり用あげ」の種類によって、栄養価は変わります
エネルギー…129kcal
たんぱく質…4.5g
脂質…3.6g
炭水化物…19.0g
食塩…0.6g
問合せ:健康づくり課
【電話】21-0228
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