◆特別展「江戸の大名屋敷-一関藩・仙台藩-」
仙台藩の江戸屋敷跡は、汐留駅建設に際し大規模な発掘が行われ、その近くの愛宕下にある一関藩の上屋敷跡も数度にわたり発掘調査が行われています。発掘の成果や歴史資料を通して、江戸屋敷の構造や暮らしなどを紹介します。
日時:11月24日(日)まで
◇講演会(1)「大名・武士の江戸暮らし」
日時:10月6日(日)13:30~15:00
講師:大石学氏(東京学芸大学名誉教授・時代考証学会会長)
定員:100人
申込み:必要
◇講演会(2)「発掘調査成果から見た江戸の大名屋敷」
日時:10月20日(日)13:30~15:00
講師:内野正氏(東京都埋蔵文化財センター)
定員:100人
申込み:必要
◇秋のお茶会
日時:10月26日(土)10:00~13:00
協力:一関茶道会
費用:1席300円(当日)
定員:先着50人
◇展示解説会
日時:
10月6日(日)15:10~16:00
10月20日(日)15:10~16:00
費用:無料
*ただし入館料が必要
◆古文書講座「江戸の暮らしを読む」(第1・2回講座/全3回)
当館所蔵の古文書を解読して、大名や武士、町人の江戸での生活を読み取る連続講座です。
日時:
10月5日(土)13:30~15:00
10月19日(土)13:30~15:00
講師:当館学芸員
費用:300円(初回だけ)
定員:24人
申込み:必要
◆入館無料日
10月5日(土)、6日(日)、10日(木)、12日(土)、13日(日)
*開館記念日とその前後の(土)(日)
10月26日(土)、27日(日)
*東北文化の日
◆展示品紹介 仙台藩伊達家汐留上屋敷表門雛型(せんだいはんだてけしおどめかみやしきおもてもんひながた)
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻所蔵
幅約155cmの仙台藩の上屋敷の門の模型です。両側に番所を設けた堂々としたもので、屋根の棟の部分や鬼瓦には、伊達家の家紋「三引両」が見えます。後ろ側の屋根の一部を取り外して、中の小屋組の部材を見ることもできます。
上屋敷は現在の港区東新橋にある汐留駅の辺りにありました。駅の建設のために大規模な発掘が行われ、多数の遺構や遺物が発見されています。発掘の成果や資料から、実在した表門はもっと簡素だったと考えられます。何のために模型が作られたかは不明ですが、19世紀に作られたと推定され、昭和の初めに伊達家から東京大学に寄贈されました。
特別展「江戸の大名屋敷-一関藩・仙台藩-」で四方から見ることができるように展示しています。
※費用が無料、どなたでも参加できる、申し込みが不要の場合、費用、対象や申し込み方法を掲載していません
問合せ:一関市博物館
【電話】29-3180
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