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【特集】いちのせきで大きくなあれ~子育て支援あらかると(2)

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岩手県一関市

●産後ケア
〔産後あるある〕
寝不足と不安で心も体も休まりません…

○助産師が育児支援する産後ケアを実施しています
出産後は赤ちゃんのお世話で細切れ睡眠が続き、体力も限界。「ミルクは足りているかな」「授乳はこれでいいのかな」「胸が張って痛い」「こどもが泣きやまない」「疲れてイライラする」といった悩みも抱えやすくなることから、母親が安心して子育てができるよう助産師がサポートする「産後ケア」を実施しています。
助産院でケアを受ける「通所型(半日)」と、助産師が自宅を訪問する「訪問型」があり、通所型は産後5カ月未満、訪問型は産後1年未満の人が対象です。授乳ケアや母親の体のケア、育児相談などを行い、母親の心と体を休めてもらうほか、赤ちゃんの身長・体重測定なども行います。
最近は不安になるたびにインターネットに情報を求め、さらに不安になってしまう母親も多いようです。一人で悩まず、助産師に相談してみませんか。

○ミミちゃんの産後ケアリポート~通所編~
(1)助産師に体の調子や悩みを相談できるよ
(2)助産師が母親をケアする間は、スタッフによるお預かりタイム。沐浴も頼めるよ
(3)赤ちゃんの身長と体重を測定。順調に育っていることが確認できて母親も安心できそうだね
※詳しくは本紙をご覧ください。

○利用者の声
こどもと1対1で日中を過ごしていると、何かあったらどうしようとか不安になることもあります。ミルクの量がすごく気になっていたので、相談できて気持ちが楽になり、気分転換にもなりました。(A・Mさん)

○助産師から
「お母さん、赤ちゃん、その家族に寄り添う」をモットーに、市内全域を訪問しています。一人で悩まず、子育てについて一緒に考えていきましょう。お子さんの成長、発達を共に見守らせてください。(ひとみ助産院 加藤瞳さん)

お母さんが元気で自信を持って育児ができるように支援することが産後ケアの役割です。お母さんはつらくても我慢しがちですが、一人で頑張り過ぎないで。産後ケアで自分の心と体をいたわってほしいと思います。(マタニティ相談室くろさわ 黒澤真澄さん)

●産後ケアQ and A
Q.ミルクのみで育児をしていますが利用できますか?
A.母乳、ミルクに関係なく、市内に住所があり、産後1年未満の母親とこどもであれば誰でも利用できます。助産師が母親の体ケア・育児全般の悩みをサポートします。
Q.利用回数に制限はありますか?
A.通所型と訪問型で合わせて7回まで(通所型の上限は3回)利用できます。
Q.料金はどのくらいですか?
A.通所型は1回500円(おやつなどの実費分)で、訪問型は無料です。
Q.利用したいときはどうすればいいですか?
A.委託助産院へ直接申し込んでください。通所型はマタニティ相談室くろさわ、訪問型は同相談室とひとみ助産院の2施設が行っています。

問合せ:市委託助産院
マタニティ相談室くろさわ【電話】080・6047・0301
ひとみ助産院(訪問型のみ)【電話】090・2602・1103

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