■INFO
▼指定管理者のお知らせ
市は、次の施設の管理運営を市に代わって行う、指定管理者を決定しました。
令和5年度末で指定の期間が満了となる施設のうち、下表1のデイサービスセンターや高齢者施設などは、期間を令和7年3月31日まで1年間延長。下表2の、指定期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間です。
業務の内容や施設の情報など、詳しくは、担当課に問い合わせください。
▽表1
▽表2
問合せ:
財政課【電話】52-2113
上記の各施設担当課
■NEWS
▼山形で放課後児童の居場所づくり
▽放課後のこどもの居場所づくり事業
山形市民センターが、山形小学校に通う児童を対象に放課後のこどもの居場所づくり事業を開始しました。
山形市民センターの講座室や図書館などを放課後の居場所として活用。図書館の利用時間に合わせ、土曜日、日曜日も含めて児童を受け入れます。学校からの移動は、下校時のスクールバスの停留所に、山形市民センターを追加して対応。児童は自主学習や読書などをして過ごし、施設職員が見回りを行います。
山形地区では学童保育施設がなく、児童が放課後に過ごす場所の確保が課題とされてきました。早急な施設整備は困難なことから、既存の施設を活用した本事業を開始。保護者が安心して子どもを預けられる地域づくりを進めます。
事業開始日の1月25日は、9人の児童が利用。職員紹介や利用ルールの確認を行い、図書館で自主学習などをして過ごしました。
小渡香緒利PTA会長は「放課後に児童が過ごす場所は、自宅や祖父母の家がほとんどです。共働き世帯も増え、子どもだけで家にいるのも心配だったので念願の事業です」と期待を語りました。
■NEWS
▼高校生が企業と意見交換
▽KUJInoCollege(クジノカレッジ)
市は、婚礼やイベントの総合プロデュースを行う株式会社八芳園と令和3年12月に包括的連携協定を締結し、観光振興や商品開発に協力して取り組んでいます。
2月15日、久慈東高等学校に株式会社八芳園からシェフやスタッフが出向き、高校生との意見交換会を開催。同企業の事業や他県の高校生と行っている商品開発などの事例を紹介しました。環境緑化系列2年生の森林資源の利活用を考えるグループは、白樺林の保全や再生のために、倒木した白樺を炭や木のおもちゃに活用する取り組みを説明。食品加工に取り組むグループは、規格外の原木シイタケと昆布を山ブドウなどで漬けた漬物を紹介し、シェフからは、食べてもらう相手やシチュエーションを想像して作ることの大切さが伝えられました。
漬物作りに取り組んでいる若狭吾侑(わかさごう)さんは「細かいところまでアドバイスをもらうことができました。他の食品との組み合わせやアレンジなどを試していきます」と表情を引き締めました。
■NEWS
▼ゲーム教材で災害時の対応を考える
▽令和5年度久慈市自主防災組織・防災士研修会
2月9日、自主防災組織・防災士研修会を防災センターで開催し、81人が参加しました。
東北福祉大学の髙橋英彦さんが、自主防災組織・防災士の活動例や課題、期待される役割を説明。災害時には、得られる情報だけで判断する必要があり、被害を最小減にするために、訓練や災害前の取り組みが重要であることを訴えました。
研修の後半は、阪神淡路大震災で対応にあたった職員の体験をもとに作られた災害対応カードゲーム教材「クロスロード」を実施しました。雨の深夜に避難指示が出た場合に避難するかなどという問いに対して、自分の行動をYESかNOで選択。危険性が高いのですぐに避難する、深夜で危険なため自宅に残り様子を伺うなど災害時のジレンマに対し、それぞれの視点からの考えを出し合いました。参加者は、自分の考えを伝えることで災害時の課題を自分の問題として捉え、判断に迷う場面や自身の考えにはなかった選択肢に気付き、事前の準備の大切さを学びました。
福祉施設に勤める防災士の叶朋洋さんは「ゲーム形式のため堅苦しくなく、災害時の対応について楽しく考えることができました。自分とは違うさまざまな考え方にも気づくことができて良かったです。要支援者の避難について、勉強しながら日々アップデートしていきます」と表情を引き締めました。
■NEW
▼野球の楽しさを体験
▽久慈東高校×畑田保育園野球交流会
2月16日、久慈東高等学校の野球部が、野球に親しんでもらおうと同校の体育館で畑田保育園の園児と交流会を行いました。
園児はグループに分かれ、高校生に教わりながらストラックアウトやバッティングに挑戦。最後にはチーム対抗でTボールゲームを行い、野球を楽しみました。
年長の大鹿糠寧心(ねね)さんは「お兄さんたちはとても優しかった。ボールを投げるのが楽しかったです」と笑顔。中崎健聖(けんせい)キャプテンは「経験の有無に関わらず、みんなで野球を楽しむことができてよかったです」と表情を緩ませました。
■NEWS
▼工事の安全を祈願
▽小屋畑川広域河川改修事業安全祈願祭
2月8日、県が進める小屋畑川広域河川改修事業の安全祈願祭が開催され、出席した関係者が工事の無事故・無災害を願いました。
令和元年東日本台風で大きな浸水被害をもたらした小屋畑川を住宅地を避けて付け替える事業で、令和8年度の完成を目指し、河道掘削や橋の架け替え、新設などを進めます。
県北広域振興局の坊良英樹局長は「地域の皆さんに協力をいただきながら工事を進め、ハード対策とソフト対策を広角的に組み合わせた防災減災対策に取り組んでいきます」と思いを語りました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>