狂犬病はイヌだけではなく、人間をはじめ全ての哺乳類が感染する病気です。
感染した動物にかまれ、唾液中のウイルスが体内に侵入することで感染し、発症したらほぼ100%助かりません。日本では60年以上、国内発生は報告されていませんが、全世界では毎年数万人以上が死亡しています。
人への感染を防ぎ、愛犬の命を守るためにも、忘れずに予防注射を受けさせましょう。
対象:生後91日以上の犬
予防注射の費用:3,200円(注射料金2,650円、注射済票交付手数料550円)
※未登録の場合は、登録手数料3,000円が別途必要になります。初めてイヌを登録する場合は時間がかかりますので、会場に早めにお越しください。
■飼い主の義務を守りましょう
イヌの飼い主には、法律により次のことが義務付けられています。違反した場合は、20万円以下の罰金が課せられます。
(1)市区町村に飼い犬の登録、死亡、変更を届け出る
(2)年1回、狂犬病予防注射を受けさせる
(3)飼い犬に鑑札と注射済票をつける
■飼い犬の登録 お忘れなく!
次の場合は、生活環境課またはふるさと振興課に届け出をお願いします。
(1)イヌを登録するとき 登録料金3千円が必要
(2)イヌが死亡したとき 鑑札と注射済票を返却
(3)飼い主の変更 新しい飼い主が届け出
(4)飼い主の転居 住所変更の際も届け出が必要
※市外へ転出する場合、新住所の役所・役場に鑑札と注射済票を持参し、届け出が必要
■予防集合注射 ハガキを忘れずに
5月14日から6月5日の期間、各地区で狂犬病予防集合注射を実施します。詳しい日程と会場は表のとおりです。登録済みのイヌの飼い主には、予防注射の通知はがきを送付しています。接種当日は、はがき裏面の問診票を記入し、会場に持参してください。
会場ではイヌが暴れないよう、飼い主が責任をもち押さえるようお願いします。
■予防注射は動物病院でも!
狂犬病予防注射は、動物病院で受けることも可能です。個別に注射を受ける場合は、各動物病院を受診してください。
▽市内の動物病院
久慈動物病院(新井田4‒33‒1)【電話】61-1414
ささき獣医科医院(湊町16‒8‒1)【電話】52-2100
動物病院なつい(荒町3‒9‒8)【電話】53-3839
問合せ:
生活環境課【電話】54‒8003
山形総合支所ふるさと振興課【電話】72-2132
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