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みちのく潮風トレイル 全線開通5周年

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岩手県久慈市

■みちのく潮風トレイルとは
みちのく潮風トレイルは、青森県八戸市から福島県相馬市までの約1000キロを1本につなぐ「歩くための道」です。東日本大震災後に、環境省の復興事業の一環として、久慈市を含む29の市町村の協力により整備され、令和元年に全線開通。6月9日に全線開通から5周年を迎えます。
約1000キロの全線を歩いたハイカーは5年間で約150人。部分的に利用するハイカーも含めて、年間で延べ10万人がトレイルを訪れています。
2月には、英国タイムズ紙が掲載した「日本で訪れるべき14の場所」の1つに選ばれ、海外からの利用者も増えてきています。
市内では、侍浜地区や小袖地区を通るルートが設定されています。この機会にトレイルを歩き、三陸沿岸の美しい景観を楽しんでみませんか。

◇地図をチェック!
みちのく潮風トレイルを歩く際は、事前に地図を確認して、歩くルートの計画を立てましょう。地図は、オンラインや沿線のサテライト施設で購入可能です。

◇注意情報を確認ください
台風や工事などの影響で、通行止めやルートが変更されている場合があります。歩く前に、みちのくトレイルクラブのHPで注意情報を確認ください。市町村ごとに検索することができます。

市を通るルートは田子の木から久喜までの全長約45キロ。気軽に歩くためのルートとして、約2時間で楽しめるコースを紹介します。

■侍浜コース
侍浜コースは、田子の木漁港から道を上ったところにある歩道の入り口から白前漁港までの約4・5キロ。大部分が未舗装で、アカマツ林が織りなす断崖沿いの道では、潮風と海の音を体感しながら森林浴を楽しめます。花こう岩の一枚岩でできた侍石と、断崖上にある高さ約30メートルの横沼展望台からは、一面の太平洋と美しい岩礁を一望することができます。森林を歩くコースのため、虫や熊対策を準備して歩きましょう。

■あまちゃん街道コース
あまちゃん街道コースは、諏訪下から小袖の海女センターまでを歩く約6・1キロ。大部分が平坦な舗装された道で、初心者向けのコースです。大小の岩礁が連なる美しい海岸線で、兜岩やつりがね洞などの奇岩は、久慈の代表的な景勝地。赤浜展望台や海女センターの屋上など海を一望できるポイントもおすすめです。

■寄り道コース
市では、トレイルのルートから市内の道の駅や防災公園などに立ち寄る「3・11復興寄り道ルート」を設定しています。トレイルの利用者を見つけた際には、温かく迎えてください。

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