9月1日は防災の日。
この機会にいつおこるか分からない災害に家庭や地域で備えましょう。
自然災害はいつ、どこで発生するかわかりません。普段から災害に備えることは、いざという時に自分や大切な人の命を守ることにつながります。
9月1日の防災の日にあわせて、家庭や地域の防災について考えてみませんか。
■非常用持出しバッグを準備しよう
自宅が被災した場合は、安全な場所で避難生活を送ることになります。非常時に持ち出すものを詰めたバッグを用意し、いつでもすぐに持ち出せるようにしましょう。乳幼児や高齢者がいる世帯、アレルギーがある人などは生活に必要なものを忘れずに持ち出すことが大切です。
準備した非常用持出しバッグは、9月1日の津波避難訓練でも持ち出してみましょう。
■ローリングストックで備蓄しよう
災害時は、ライフラインが停止し物流が混乱することが考えられます。支援物資がすぐに届かないことを想定し、食料や飲料などをひとりあたり3日分(可能な場合は1週間分)備蓄しましょう。
ローリングストックとは、食料や飲料などを多めに買っておき、古いものから順に使い、使った分を買い足すことで、常に新しいものが保存されるという災害用備蓄の考え方です。特別な準備や出費もなく、好きなものを準備しておくと非常時でも日常生活に近い食生活を送る事ができます。いざという時に備えて、おいしく楽しくローリングストックを実践してみましょう。
■どうやって集める?防災情報
災害時に大切なのは「情報」をいち早く入手すること。市では、さまざまな方法で、災害・防災情報をお知らせしています。正しい情報を収集できるよう、事前に確認しましょう。
災害時や緊急時、警報や避難指示を屋外スピーカーから発信しています。電話再応答サービスや防災メールマガジンに登録すると、聞き逃した放送内容を手軽に確認することができます。
・防災行政無線電話再応答サービス【フリーダイヤル】0120-62-128
・防災メールマガジン(携帯電話用・スマホ用)
・久慈市防災行政無線X(旧Twitter)
・防災危機管理課HP
※各二次元コードは本紙をご覧ください。
■消防団員を募集しています
消防団員は、地域防災の要です。消火活動や大雨災害時の水防活動、住民の避難誘導など多岐にわたる防災活動を行っています。地域の安全・安心のため、ぜひあなたの力をお貸しください。
新規団員を随時受け付けています。入団を希望する人は、気軽に問い合わせください。
入団資格:年齢18歳以上の健康な人で、市内に居住または勤務している人
■自主防災組織の結成促進と活動支援
お互いをよく知っている地域住民が協力しあう自主防災組織。市では、市内全域での自主防災組織結成を目指して結成支援をしています。
活動に対する補助金支援や、困りごとへの相談対応なども行っています。気軽にご相談ください。
■8月30日~9月8日 防災週間の取り組み
市では、ひとりひとりが自然災害からの迅速かつ的確な避難行動を身につけられるよう、自主的に避難訓練を実践する期間として、8月30日(金)~9月8日(日)を「防災週間」として定めました。
いつ起こるか分からない災害に対して、この機会に実践しましょう。
◇やってみよう!自宅「以外」の場所からの避難行動
職場や学校、スポーツ少年団、サークルなど自宅以外で普段よく活動している場所からの避難方法を知っていますか。ぜひ、防災週間の期間中に活動場所からの避難場所や(津波)避難目標地点、避難経路を確認しましょう。その確認が必ず役に立ちます。
◇防災週間の取り組みの感想をお寄せください
内容:防災週間中に「団体活動中に自然災害が発生した想定」で、避難場所や(津波)避難目標地点を確認。感想を応募いただいた団体の中から抽選で防災グッズをプレゼントします。
応募期限:9月30日(月)
※応募方法や期限などはHPを確認いただくか、電話にて問い合わせください。
問合せ:防災危機管理課
【電話】52-2173
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